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自動車を購入する時、よっぽどお金持ちでない限り、きっと自動車ローンを使って買うことを考えていることでしょう。
確かに自動車ローンを使って車を買うことが、当たり前のようになっていますが、それはある意味で感覚が麻痺しているといっていいでしょう。

 

物を買うにはお金がいる

コンビニエンスストアでドリンクを買う時、誰もがレジにいって、そのドリンクの代金としてお金を払うことでしょう。
もちろんこれが当たり前のことで誰もが自然と行っていることです。

もし今、手持ちのお金が50円しかなかったら、150円のドリンクは買えませんので、きっとドリンクを買うことをあきらめるか一度家にお金を取りに戻ることでしょう。
要するに物を買うにはそのものの価格と同じか、それ以上のお金を持っていなければいけないわけです。
これは誰もがわかることです。

しかし、それが自動車となると面白いことにお金がないことが分かっていても、簡単に車を買ってしまうのです。
お金がなければ物は買えない、それを知っているのにどうして買うことができるのでしょうか。
そうです、その場で借金ができるからです。

 

自動車ローンと借金

お金がないのにディーラーに行って、車を買うことができるのはそこで借金の手続きができるからです。
その借金を自動車ローンといいます。

自動車ローンは車の購入代金を借りて、その購入金額に利子を足した金額を月々返済していくことですが、これは紛れもない借金です。
借金といえば、消費者金融やサラ金、闇金といった、いわゆる悪いイメージが付きまといますが、これが例えば消費者金融で100万円借りるのでなく、自動車ローンとして100万円借りたとなると一気にイメージが軽くなるのは不思議です。
実はこういったことにごまかされてしまい、気軽に自動車ローンを使って、到底、現金一括では払えないような金額の車を買ってしまうわけです。

人間というものは面白いもので、それがどんなことでも周りに同じことをしている人がたくさんいるとそれをあたかも正しいことと認識し、それを正当化する傾向があります。
その一つが自動車ローンであって、みんなが自動車ローンを使って身分不相応の車を買っているのだから、自分も買っていいだろうということになってしまうのです。
消費者金融のカードローンであろうと信販会社の自動車ローンであろうと全く同じ多額の借金をしていることには変わりはないのですから、社会的にもメリットは全くありませんし、ただ後ろめたいだけですので、安易に自動車ローンを組んで車を買うことはできるだけ避けた方がいいかと思います。

ただし、毎月の返済額と比較して収入が確りとある状態やきちんと計画的に借金をする場合は、そのすべてが悪いという訳ではありません。
ここで言っているのは、収入と返済のバランスが悪い状態の人のことを言っているだけです^^

 

現金購入のメリット

自動車ローンを組まないで車を買う、要するに現金一括で車を購入するという場合は、自動車ローンを使って買うのと比べていろいろなメリットがあります。

 

余計なお金を払わないで済む

自動車ローンの最大のデメリットは利子がつくことです。
それは借入金額が多ければ多いほど、返済期間が長ければ長いほど金額が増していきます。
この利子というのは、要するにお金を貸した側、信販会社などの利益となるもので、自動車ローンを使うことでその利益が信販会社などに入るということです。

自動車を買うためのお金を貸すだけで、お金が舞い込んでくるというのもうらやましい限りですが、それがお金を借りた側からすれば大きな出費になるのです。

 

車を自由にできる

銀行ではなく、審査が比較的通りやすい信販会社で自動車ローンを組むと、その車の名義を持っていかれます。
要するに借金のかたとして取られるということになり、完済した時点で返してくれるようになります。

車検証を見るとわかりますが、その車の所有者はお金を返済している車を購入した方ではなく、信販会社やディーラーの名前が書かれているはずです、
そして、その下の使用者欄にその車を買った方の名前が書いてあるはずです。
(最近では返済者が所有者になっているケースもあるようですね。)

要するに自動車ローンで買った車は、購入者のものではなく自動車ローンを販売する信販会社などであって、購入者をそこからお金だけでなく車も借りている状態ということになるのです。

名義が自分でないということは、名義に関わる手続きを勝手にすることができないということで、車を売却して名義変更を行おうとしても、廃車手続きしようとしてもすることができないのです。
なぜなら自分の車ではないからです。
しかし、現金一括で車を買った場合、新車登録をしたときから自分名義なりますので、そういった制限は全くありません。
(手続きを踏むことで可能にはなります。)

 

堂々としていられる

冒頭でも言いました通り、自動車ローンも借金です。
人からお金を借りる、お金を借りなければ車を買うことができない程度の経済力しかないということを証明するようなことです(全ての方がこうとは限らないですが)ので、やはり後ろめたさは間違いなくあるでしょう。
その点、現金一括で買えば、堂々と自分の車であることを誇れるわけです。(まぁ、気持ちの問題でもありますが・・)

 

自動車ローンは余裕が重要

自動車ローンを使って車を買うより、現金一括で車を購入した方がメリットがある・・・というか自動車ローンを使って車を買うとデメリットが大きいということがお分かりいただけたでしょうか。
ですので、車を買う時は必ず現金一括で買いましょう・・・といってもそれができないから自動車ローンを使うわけですから、どうすることもできません。

ただ、ものを買うには現金と商品の交換が当たり前であることには違いはありませんので、自動車を買うことができるぐらいの金額が貯まるまで、一所懸命に貯金していくという方法もありかとは思います。
結果的に現金で買うのと、自動車ローンを組んで買うのとどちらがいいかというのではなく、現在の経済力でどちらができるのかということだと思います。

最も安心なのは、例えば200万円の車を購入するのに、現金が300万円あるがこの先何があるか分からないので、自動車ローンを組んで購入しておくというローンの組み方ですね。
いざとなれば現金一括返済をすることができるのであれば気持ちの余裕も生まれるはずです。
しかし、現金がないという場合は、無理をせずに収入に見合った借り入れをするようにしましょう。