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自動車を買うということは、一家に一台(交通の便が悪いところでは一家に二台)といった傾向がある中でもそれ相当な覚悟が必要なことです。
新車購入費用もさることながら、買ったら買ったで、税金や車検、自動車保険にガソリン代と何かとお金がかかってしまいます。

お金に全く困っていないお金持ちの方ならいいですが、自動車ローンを使って購入し毎月の支払いに追われるような生活、自動車ローンの返済をするために好きなものも買えず、食べたいものも食べられない形となる方にとっては、それこそ原点に戻って、新車ではなく安く買うことができる中古車にしようかなどと考えるわけです。
中古車を購入したとしても維持費までは安くはなりませんが、購入価格を抑えることができ何かと楽になりますので、そう考えるのもわかります。

理想はやはり新車購入がいいわけです。
ただ、新車だからいいことづくめ、中古車だから悪いことだらけということではありませんので、自分の経済力や趣向性にあわせて中古車をあえて選ぶということも間違いではありません。

 

新車と中古車のメリットとデメリット

新車のメリット

新車を買うことの最大のメリットといえるのは、やはりその車が全く新品であることでしょう。(日本人は新品が好きですからね^^)
ボディは傷一つなくピッカピカ、インテリアもシミ一つなく、シートもふかふかの状態でヨレ知らず、若干スイッチなどの動きが渋いのも新車ならではの感覚です。
ドライバーズシートもテストのためと車の移動だけに座られただけで、車を買った方が座るのがほとんど初めてとなると言っていいでしょう。

走行距離もわずか数十キロで劣化などどこにも見当たりません。
エンジンもそのエンジンが持つすべての性能を発揮することができますし、トランスミッションもしっかりとしています。

そして、新車を買った人だけの特権である「新車のニオイ」を嗅ぐことができるのは何とも言い難い喜びです。
これからこの車がどういった車になっていくのかということを決めるのも新車を買った人次第で、そういった一つの責任感みたいなものもうれしいものです。
とにかくすべてが新品、おろしたて、これが新車のメリットの全てです。

 

新車のデメリット

新車はやはり購入資金をたくさん必要とします。
軽自動車でも100万円以上払わないと好きな車を選べない時代で、登録車となると大衆車でも200万円以上ものお金を払わなければなりません。

また、新車ならではまとまった費用というものもあります。
自動車取得税は中古車でも理論上はかかる事になりますが、新車の場合はそれよりも額が大きい金額となります。
自動車重量税や自賠責保険料も次の継続車検までの分を一括で納めなければならず、それが3年分となりますので相当な金額となるでしょう。
リサイクル料金も払う必要が出てきます。

年間にしてみれば中古車も同じような金額になりますが、新車の場合はそれらを3年分まとめて払うことになりますので、一時的に結構まとまったお金が出ていくことになります。

車体に関してはデメリットというものはあまりありませんが、出来立てホヤホヤですので、構造的にこすれあう部分ぶつかり合う部分が若干硬く感じます。
スイッチ類、エンジンの回り方、ギヤの入り方など、買った時点では少し粗い感覚を受けますが、慣らし運転でそれらの粗い部分をマイルドにしていかなければなりません。

 

中古車のメリット

中古車のメリットは金銭的な部分に限ります。
自動車の価値というのは、一般的に1年で半分ぐらいまで下がってしまうといわれています。
もちろん車種によってまちまちですが、間違いなく価値は大幅に下がってしまうわけです。

しかし、実際の車体を見てみれば、平均走行距離1万キロ、1年落ちの車などそうたいした痛みはありません。
1年ぐらいであれば、新車のニオイも残っているかもしれません。
エンジンやトランスミッション、ドライブトレーン、サスペンションなどもほとんど傷みはなく快適そのものかもしれません。
これは1年落ちの話ですが、もっと年式が進んだものとしても価値の下落ほど、車は傷んでいないということを言いたのです。

ですので、金銭的に見れば、中古車というのは価格が安くなる割にはそれほど状態が悪い車は少ないということで得をしていると言っていいかと思います。

車両価格以外の面でも自動車取得税はかなり安くなりますし、ある程度、年式が古くなればほぼ免税です。
それ以外のいわゆる必要経費といわれる部分は、12年落ちまでであれば新車と変わりません。
そして、やはり初期費用が少なくて済むのが最大の利点だと思います。

 

中古車のデメリット

中古車ははっきり言えば他人のお古です。
ですので、古くて当たり前、使い古されて当たり前ということで、車の状態が新車と比べるとやはり悪いものが多いということになります。

自動車のような機械は使い方次第でその後の状態が大きく左右されるもので、それを中古車に置き換えると前のオーナーがどういった扱い方をしていたのかということで現状の状態が作られています。
前のオーナーが無理な運転ばかりをしていれば、エンジンからドライブトレーンに至るまできっと大きな負担がかかっていることでしょう。
洗車もほとんどせず、気になったところを乾いた布でふき取るといったような扱いをしていればボディがキズだらけでしょう。
エンジンオイルなど入っていればそれでいいなどと思っている方であれば、エンジンの内部はきっと摩耗やスラッジ汚れがひどいでしょう。

こういった車である可能性が高いのが中古車であって、新車以上にアタリ・ハズレが大きくなります。
その分安くなっているということである意味で解決されているわけですが、これによって故障やトラブルが多くなり、修理費用やメンテナンス費用がより多くかかる事になります。
また、13年落ちから自動車重量税が高くなりますので車検費用がもっとかさむことになります。

 

冒頭でお話ししたように自動車は新車にしても中古にしても多額の費用がかかるものです。
新車中古車それぞれのメリットデメリットを確り理解した上で検討するようにしましょう。