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これは自動車が好きで、その車を運転することが楽しい、真冬の中でも自分の手で洗車することも楽しい、車のことを考えること自体が自分の趣味だという方にはちょっと的外れな話になるかもしれませんが、世の中では車を持っている車を運転している方すべてが、車を楽しみとして受け入れている方ばかりではありません。

生活のためにどうしても車が必要、通勤のためになくてはならないものだ、家族のために1台は車を持っていなければならないなどといった理由で車を購入する方もいるわけで、むしろそういった方の方が多いのが現状だと思います。
「必要に駆られて」といった理由から買うということになりますが、そうなるとどうしても気になってしまうのがその車にかかる費用です。

 

車の費用は永遠にかかる

車にかかる費用といっても何もその車を買った時の購入費用だけではありません。
車を持っているだけで税金はかかりますし、車は燃料を消費して走るものですので、燃料費だってかかります。
消耗品もたくさんつけられているため、乗っていくうちにいつかはそれを交換しなければならず、その交換費用も掛かってしまいます。
こういったいわゆる維持費とされるものは車を所有しているだけ運転しているだけでかかるもので、車を持っている以上は絶対に避けることができません。

車を道具として使う場合、この様ないわゆるコストはできるだけ軽減したいもので、そういったことが可能なことを模索し続けるわけです。

 

費用を軽減するには・・・

車にかかるトータルでの費用をできるだけ少なくするには2つの考え方が存在します。

 

ずっと乗り続ける

これは、1台の車をそれこそ乗りつぶすまで乗り続けるというもの、これは車にかかる費用として多額になる新車購入費用を抑えることによってトータルの出費をおさえましょうというものです。
確かに車を新車で買うとなると軽自動車でも100万円以上かかってしまうこのご時世、自動車の費用の中で一番大きくのしかかる新車購入費用を一回きりとすることで、総費用をおさえようとするのは理解できます。

ただし、その間、自動車においての一大イベントなる車検が、最初は3年目、それ以降は2年ごとにあるわけで、少なくとも10万円以上の出費となる車検を何回も行わなければなりません。
長く乗っていればきっとあちこち壊れて、整備費用や修理費用も年々かかるようになるでしょう。

 

数年ごとに乗り換える

これは1台の車をずっと乗るのではなく、数年、具体的にいうと3年以内で車を乗り換えるという方法です。
大雑把に考えると、数年で乗り換えるということは何回も新車を購入することになるわけで、それには多額の新車購入費用がかかる事になりますので、相当お金がかかるのではないかと考えてしまいますね。
しかし、3年以内で乗り換える形を取れば、費用の掛かる車検を行う必要がなく、このサイクルで買い替え続けていけば、一生、車検費用など払わなくて済みます。
ただ、これだけのメリットだけではこの方法でトータルでの出費を抑えることはできません。
では他に何があるのかと言えば、それは車の売却金額です。

3年以内で乗り換えるということは3年落ち以下の比較的新しい車を買取店などで売却するということになります。
買取においては、年式が若く、走行距離も進んでいないものの方が高くなる傾向があり、3年落ち、30000キロ程度の車であれば、ものによってはかなりいい金額で買い取ってもらうことができます。
この売却益というプラスになる部分があるため、3年ごとに乗り換えた方がトータルで安くなるのではないか・・・という声が上がるのです。

 

具体例で見てみる

では、先ほどに2つのパターンを具体的な金額で見ていくことにしましょう。

ここでは次に条件で計算をしてみます。

  • 新車購入代金:150万円
  • 年間の整備費用、修理費用:3万円
  • 年間のガソリン代:4万円
  • 新車から2年目からかかる自動車税:39500円
  • 車検費用:初回15万円、二回目18万円
  • 期間:5年間

 

まず乗り換えなしで5年間ずっと同じ車を乗り続ける場合は・・・

  • 新車購入費用:150万円
  • 1年目の点検費用:3万円
  • 1年目のガソリン代:4万円
  • 2年目の点検費用:3万円
  • 2年目のガソリン代:4万円
  • 2年目の自動車税:39500円
  • 3年目の点検費用:3万円
  • 3年目のガソリン代:4万円
  • 3年目の自動車税:39500円
  • 継続車検:15万円
  • 4年目の点検費用:3万円
  • 4年目のガソリン代:4万円
  • 4年目の自動車税:39500円
  • 5年目の点検費用:3万円
  • 5年目のガソリン代:4万円
  • 5年目の自動車税:39500円
  • 継続車検:18万円

で、合計2338000円、約234万円かかる事になります。

一方、3年で乗り換えを行う場合では・・・

  • 新車購入費用:150万円
  • 1年目の点検費用:3万円
  • 1年目のガソリン代:4万円
  • 2年目の点検費用:3万円
  • 2年目のガソリン代:4万円
  • 2年目の自動車税:39500円
  • 3年目の点検費用:3万円
  • 3年目のガソリン代:4万円
  • 3年目の自動車税:39500円
  • 売却金額:+120万円
  • 2台目の新車購入費用:150万円
  • 2台目の1年目の点検費用:3万円
  • 2台目の1年目のガソリン代:4万円
  • 2台目の2年目の点検費用:3万円
  • 2台目の2年目のガソリン代:4万円
  • 2台目の2年目の自動車税:39500円

で、合計2378000円、約238万円かかる事になります。

買い替えを行ったパターンの方がわずかにお金がかかる事になりますが、その差はたった4万円ぐらいです。
ということは、5年間というスパンで考えると、両者ともほぼ同じといえることになります。

 

結論から言えば、買取金額と整備費用次第

この例は単純なものだけで、5年という短期間で計算したものですので、これがすべてではありませんが、ただ言えることは、どちらもお金の面で見るとたいした違いはないということです。
しいて言えば、買い替えを頻繁に行う時の売却金額と乗り続ける時の故障や整備にかかる費用が大きな影響を与えるということになりそうです。

年式が進めば、故障したり、交換が必要になることも多くなりますので、この費用が多くなると乗り続けるパターンではもっとお金がかかります。
一方、頻繁に買い替えを行うパターンでは、買取店での買取金額が安くなるような状態や不人気車となると収支がもっと悪くなると思います。
逆に言うと人気車である場合は、買取金額が更に高くなる可能性もありますので、収支がもっともっと良くなることも考えられますね。

短期間での乗り換えでお勧めの車種は、中古車の輸出が盛んなランクルや高級SUVなどでしょう。
車種やタイミングによっては新車よりも高い買取額が提示されることもありますからね^^