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これは車を愛する者から言わせてもらえば非常に悲しいことなのですが、その車を売ることを考えて車を買うというパターンも存在します。
車好きにしてみれば自動車は生活の一部であり、自分の趣味であり、自分の一部でもあるわけで好きな車を買ったわけですから、洗車をしたり、メンテナンスをしたり、チューニングやドレスアップなどをして楽しむもので、例え数年後に売るときが来て、その時の価値が低くて二束三文でしかなかったとしても、それまでのカーライフを楽しませてもらったということで十分価値があるものです。
しかし、車を買う人すべてがそういった人ではなく、仕事のため、家族のために仕方なく買うことも多く、特にミニバンのように本来であればそんな車ではなくセダンやクロスオーバーSUV、スポーツモデルを買いたかったのに、家族が増えて仕方なくファミリーカーを買わなければならないという方もいることでしょう。
そういった形で手に入れた場合であれば、売った時にどれくらいの価値が付くのかということを想定して、次のマイカーのための資金作りをするという考え方もあるわけです。
いわゆる出口戦略ですね^^

 

次期マイカーの資金作り

これから仕方なく買う車ではなく、その次に買う車の資金を確保するためには早い話、これから買う車を高く売ることができる状態にしなければならないということになります。
それには以下のことに気をつけなければなりません。

 

将来的に高く売ることができる車を今買う

車の売却金額というのは、車種によってほぼ決まることになります。
例えば、不人気車よりも人気車の方が高く売ることができますし、現在の風潮に合っていない車より流行に乗っている車の方が高く売ることができるわけです。
ある買取業者ではこういったことを「リセールバリュー」などといった呼び方をし、それが今では一般的に使われるようになったのですが、要するに売った時に高い金額で売却することができるのかどうかということです。
この値が高いものほど高く売ることができるということで、そうなるにはその車が長いスパンで人気車となっている必要があります。

例えばダイハツのタント、この車は軽自動車ですが、スーパーハイトワゴンとして作られているもので、いわゆるママさん車と呼ばれるものです。
運転席にお母さんが座り、リヤシートに括り付けたチャイルドシートに子供を乗せて、幼稚園の送り迎えや買い物などに出かけるための車として用いられています。
全高が高く室内高も高いのでお母さんが中腰ですが立って入ることができ、子供をチャイルドシートに座らせたり面倒を見たりすることができるのです。
要するに後ろに大げさな子供用の椅子を付けたママチャリの自動車版といったところでしょう。
このタントは小さな子供を持つお母さんに大人気でライバルにスズキのスペーシアがありますが、トヨタの子会社らしく巧みな販売戦略を用いて高い人気を得ています。

それからハイエース、これは言わずと知れた高額買取車種です。
どうしてこのような商用ワンボックスバンが高く売れるのかというと、アジアなどの発展途上国において丈夫な日本の車が人気となっており、その中でもたくさんに荷物が載せられ、たくさんの人を乗せられ(現地では積載量とか定員という概念がない)、そして更に壊れにくいということで人気となり、少々状態が悪くてもどんどん売れていくので、日本の買取業者がそのほとんどを海外へ輸出してしまうのです。
そうなると今度は日本国内でハイエースの中古車が足りなくなってしまい、それによって価値が高くなり売却金額も高くなるということになるわけです。
これはランドクルーザーランドクルーザー・プラドなども同じで、セダンモデルのプレミオアリオンなども同じような性質を持ちます。

こういった今だけでなく、将来的にも継続的に人気を保っていられるような車は高く売ることができます。

 

高く売ることができる車にする

高く売るには、やはり普段の気遣いが欠かせません。
傷やへこみ色あせなどがあれば高くはなりませんし、エンジンオイルがにじんでいるようでは買取すら拒否されてしまいます。
要はその車を常に健全な形にしておきましょうということです。

これを果たすにはまず最低でも定期点検にはちゃんと出しましょう。
自動車というものは意外と早いスピードで劣化していくもので、毎日乗っている人間では中々変化に気が付きにくいのでプロの目で点検をしてもらう必要があります。
その時に少しでも不具合が見つかったら同時に直しておくことで、その車の価値を維持することができます。

それから自分で洗車を行うということ、これも車を健全な状態にしておくのに大きな効果を表します。
人によってはガソリンスタンドの洗車機で済ましてしまう方もいますが、洗車機は思った以上に細かい傷がつきます。
それを何回も行うことでボディの表面は曇ったようになり、見た目からしてすすけたように見え古さを感じるようになるのです。
それに自分で洗車をするということは、いつも以上に車に近づき普段目にしないところを目にするわけですから不具合などを見つけることができ、すぐに修理に出すなどの対策をとることができます。
時にはできる範囲で自分であちこちをチェックしてみるのもいいでしょう。

それから運転方法も考えましょう。
自動車は機械ですので負担をかければかけるほど傷みが激しくなります。
5000rpmまで回して走るより、3000rpm以下で走った方がエンジンからドライブトレーンに至るまで負担が減ります。
スピードも制限速度以上で走るより、制限速度で走った方が負担がありません。
そして、細い路地などを走るときも無理して1回で曲がろうとしないで、マージンを取って2回ぐらいに分けて曲がった方がキズやへこみをつける確率が低くなります。

日常的な扱いもドアハンドル以外のボディに触らない、ルーフやボンネット、トランクの上などに物を乗せない、できるだけ屋根のあるガレージに保管するといったことも必要かと思います。
こういった普段からの気遣いで売却時に思わぬ金額差になりますので、日々売却時のことを考えて行動するのが良いですね。