New article

最近話題となっているシェア、要するに他人と共有して、使いたい時に使い、料金を安くしようということです。

よく聞くのがアパートやマンションを借りる時に一人で済むのではなく、知り合いや友人、あるいはまったくの他人と一つの物件を共有し、賃貸料金を折半して借りるというルームシェアリングです。
6万円のワンルームマンションを一人で借りるより、二人で10万円の2DKを借りて5万円ずつ出し合って住むことで部屋代を安くすることができます。

それ以外にも乗り捨て可能な自転車のシェアリングなども都市部や観光地ではよく使われるようになりました。
その自転車のシェアリングに近いものを持つのが、ここ最近特に目にするようになったカーシェアリングです。

 

カーシェアリングとは

カーシェアリングは、会員登録している不特定多数の人間で車を共有することです。
それによって、それぞれの人間が自動車を購入する必要がなくなり、維持費の節約ができたり、無駄に車に乗ることを回避する傾向になるため、一部では排気ガスの低減、石油燃料の節約、渋滞解消、駐車場不足などに貢献しているといわれているものです。

 

会員登録

カーシェアリングの仕組みは、まずはカーシェアリング業者に会員登録を行います。
個人情報や免許証の確認、料金支払いの手続きなどをWebページからや郵送、カーシェアリング業者の支店などで行います。
料金の支払いは、今のところクレジットカード払いがほとんどとなっていますので、後日クレジットカードに請求がいくようになっています。

 

予約

実際に使うには、まずは何日の何時ごろからどこの場所から乗るということを予約します。
現在のところ都心部以外では、カーシェアリング専用の駐車場であるステーションなどと呼ばれるところも少なく、車両自体も少ないので、場合によっては思ったところから思った時間に乗ることができないこともありますが、とりあえず予約してから乗り出す形となります。

 

乗り出し

予約をした日時にステーションに出向き、会員登録した時に発行されたICカードやスマートフォンをステーションに止めてある車のウィンドウ部あたりにあるカード読み取り装置にかざしドアロックを解除します。
中に乗り込んだらグローブボックスを開け、その中にあるキーやカードキーを抜き取り、それでエンジンをかけるといった形になります。

 

返却

返却するときは、また同じステーションに車を止め、エンジンキーなどを抜いて、グローブボックス内の元の位置に戻して降りた後にICカードをカード読み取り装置にかざしてドアロックをします。
基本的に料金は、グローブボックス内にあったキーやカードキーを抜いた時からかかる事になり、車を返却した時にキーやカードキーを元の位置に差し込んだ時までが利用時間として扱われることになります。

 

料金体系

料金は別途入会時に数千円、月額利用料金として1000円から2000円ぐらい払うことになりますが、使用した分のガソリン代や自動車保険料などを別途支払う必要がなく、ほとんどの場合、月額基本料と車を利用した時間分の料金しかかからないことになります。
ちなみに、会社によっては法人での会員登録では基本料金がなしというところもあるようです。
時間料金は、だいたいどこも15分で200円ぐらいとかなり安く、それ以外にも3時間や6時間、12時間、24時間といった長時間使い続けるためのパック料金なども用意されています。

 

結局はレンタルするということ

こうしてみると細かいところは違いますが一定の時間、車を借りるということでは、今までも使われてきたレンタカーと何一つ変わりません。
では、カーシェアリングとレンタカーはどう違うのでしょうか。

 

カーシェアリングとレンタカーの違い

料金体系

この2つで一番大きく違う部分は料金体系でしょう。

レンタカーの場合、最低でも3時間や6時間とそれなりに長い時間が設定されており、例え1時間の往復を行うだけでも、3時間分や6時間分の料金が取られることになります。
対して、カーシェアリングでは最短で15分単位の料金体系が取られているので、1時間だけ使うとか30分だけ使うといった時もその時間分だけの支払いで済みます。

ただ、カーシェアリングの場合は月額基本料というものが発生するので、利用の仕方によっては多少高くなることもありますが、それでもレンタカーで無駄な時間を含めた形で借りるよりは安くなります。
先ほども言ったように法人を持っている方は法人での会員登録がお得でしょう。

 

燃料費と自動車保険

レンタカーでは返す時に燃料を満タンにして返すことが義務付けられていることが多く、給油をしない場合は距離に応じて燃料代を請求されることになりますが、カーシェアリングでは燃料代も利用料金に含まれた形となっているため、燃料補給にかかる料金は一切発生しません。

ただ、燃料の残量によって、指定のガソリンスタンドで給油をする必要があります。
とはいっても、グローブボックス内に置かれている専用の給油カードを使えば一切料金はかかりませんし、給油に使った時間も利用時間として計上されないか、割引制度によって15分の料金が割り引かれたりします。

それと車が汚れてしまった場合も水洗い洗車をしなければならないのですが、その時間も割引対象となります。
忘れてはならない自動車保険ですが、レンタカーでは別途保険料として支払わなければなりませんが、カーシェアリングではそれも料金に含まれていますので別途で請求されることはありません。

 

長時間利用

レンタカーは、3時間以上といった比較的長い時間、車を借りることを前提にした料金設定となっていますが、カーシェアリングでは短時間の利用を主たる目的として料金設定がされています。
そのため、15分刻みの料金設定もそれこそ1時間や3時間ぐらいであれば、レンタカーより安く済みますが6時間以上となるとレンタカーの方が安く借りることができるようです。
カーシェアリングでも長時間パックなどを設けていますが、それでもレンタカーを借りるのと同等か若干高くなりますので長時間利用には向きません。