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元祖都会派(モノコックボディ)SUVの先駆けRAV4

バブル経済で盛り上がっていた89年の東京モーターショーに出展されたコンセプトカー。
それは、スターレットベースで開発されたオシャレなRV車。
まだ、SUVという言葉もなかったころの事です。
三菱・パジェロやいすゞ・ビックボーンなどの今では硬派のクロカン四駆が少々おしゃれになって街乗りでも多く見かけるようになった頃に、もっと都会的でファッショナブルなデザインで気軽に乗りやすい現在に通じるSUVの元祖として登場したのがRAV4です。

クロカン四駆のようなラダーフレームでなく、もっと乗用車ぽいモノコックボディーで開発されました。
今でこそ、フォレスター・X-トレイル・CRーVとモノコックボディーのSUVが沢山あります。
元祖のモノコックボディのSUVは、RAV4がまさに先駆けです。

保守的なトヨタとしてはかなり革新的な車でしょうか。
RAVとは?LOVEとは関係なくてRecreational Active Vehicleの頭文字をとってRAVとして4WDの4をプラスしてRAV4としています。
でも、声に出してよめば「ラブフォー」で同じですけど・・。
語感の響きがとても良いですね。
なんとなく、SMAPみたいなネーミングですが天下のトヨタも真似たのでしょうか。

 

RAV4の歴史

初代(1994~2000年)

初代RAV4のCMキャラクターはSMAPの木村拓哉さん。
「RAV4と言う名のスポーツ」のキャッチコピーで何本もCMが製作されています。
おしゃれな都会派SUVの中には、なんちゃってSUVで4WDモデルが存在しないモデルがありますが、トヨタ初の都会派SUV・RAV4にはきちんと4WDの設定があります。
カローラなどの生活4WDでない本格的なセンターにべベルギヤがある4WD機構が豪華にも採用されています。

搭載エンジンは、ボディーサイズからは想像できない2000ccの大排気量エンジン。
3S-FE(135PS)と3S-GE(165PS)の2種類のエンジン。
3S-GEは後にライバルのフォレスターに対抗するため、180PSと1996年マイナーチェンジでパワーアップされています。
ちなみに、エンジンは横置きのFFと4WD駆動。
開発ベースがスターレットのなごりでしょうか。

初代のボディーサイズは5ナンバーサイズで実にコンパクトな2ドア。
発売から1年後にはボディーが長くなった4ドアが追加されています。

 

2代目(2000~2005年)

ボディーサイズが拡大されて3ナンバーになりました。
まるみを帯びた初代のデザインからエッジの効いたシャープなデザインに変化しています。
モノコックボディのファッショナブルSUVであるライバルのX-トレイルなどが登場して、初代のような人気には届かずかなり苦戦を強いらたようです。

しかし、国内では苦戦していましたが北米の輸出では爆発的にヒット。
輸出仕様には、ディーゼルエンジンや本革シートのバリエーションもありましたが、国内仕様は販売が低迷していたため販売されませんでした。

 

3代目(2005年~)

モデルチェンジされるたびにボディーが拡大されて、初代にあったコンパクトでオシャレなSUVはどこに行ったのか。
残念ながら、国内よりも輸出先の北米好みの大柄なボディーサイズになってしまったため、初代の志はかなり薄味になっていて残念です。

2ドアが無くなり4ドアのハッチバックのみになりました。
全長がショート(4335mm)とロング(4600mm)2種類あるのは輸出仕様があるおかげでしょうか。
ロングタイプには3列シート仕様も選べます。
RAV4にも3列シートがあったなんて、ちょっとマニアックな私でも知らなかったです。

ボディー拡大にともない搭載エンジンも2000ccから大排気量の2400cc(170PS)にアップしています。
輸出仕様には3500ccV6やディーゼルエンジン搭載車などバリエーションが多いのですが国内仕様は、残念ながら販売台数が激減しているためありません。
4WD機構は、電子式4WDに進化してさらなる走行性能を発揮しています。

 

RAV4のニューモデル登場は?

現在も細々と2005年に登場した現行モデルが販売されていますが、噂では、このまま現行モデルで消滅してしまうようです。
後継モデルは、プリウスのSUV版・C-HRに統合されるとか。
そうなると、現行モデル発売も年内くらしかないでしょうね。

新車を買っておきたいという方は、今年限りかも知れませんのでお早目の行動を!
ただし、中古車市場では相場はガタ落ちする可能性も秘めていますのでご注意を!