New article

車名の由来

「プレミオ」スペイン語で「賞」。
英語のプレミアと同じ意味です。
トヨタの代表的セダンだったコロナの末裔になるモデルでしょう。
コロナ最後の11代目モデルにはコロナ・プレミオとサブネームが付きました。
緒方拳がCMをやっていたのが懐かしいですね。
パブリカ・スターレットやコロナ・マークⅡとかトヨタでは車名変更する際によく使われる手法です。

 

開発テーマ

マークⅡとカローラの間のクラスを担うコロナの後継モデルとして開発されたのがプレミオです。
「コロナの新しい成熟」のキャッチコピーで、新車販売時から成熟した中高年向けの落ち着いたセダンを目指して開発。

姉妹車に、フロントとリアのデザインが異なるカリーナ後継モデルのアリオンがあります。
アリオンは、若者から中年向けでプレミオは中高年向けの販売ターゲットとなっています。
アリオンとプレミオの差はデザイン以外であまりなく、プレミオにはテールに濃霧の時に使うバックフォグランプが搭載されていましたがアリオンにはなかったことぐらいでしょう。

プレミオの歴史背景

初代(2001~2007年)

ボディーデザインはトヨタが世に放つ、実にまっとうな4ドアセダンそのもの。
2002年グッドデザイン大賞を獲得した秀逸なデザインです。
年配者を販売ターゲットに据えたので、エアロやローダウンサスなどのOP設定も走りの5速MTの設定やGTもでるなどもなく実に落ち着いたモデル展開となりました。

ボディーサイズは、5ナンバーサイズながら2000ccで5ナンバーサイズのセダンで最長のホイールベースを確保したことにより、広大な室内空間を獲得。
さらに、使い勝手をよくするために後席は分割可倒式が出来ることにより長尺モノも積載OKとなり前モデルのコロナ・プレミオを遥かに凌駕する積載能力を確保しています。
さらに後席シートはリクライニング機構付のおもてなしはまさに大人のセダンです。

搭載エンジンは、1500cc・1800cc・2000ccの直4・DOHC。
ミッションは、4速ATのみ。
1500ccはベースグレードで、1800ccは中間グレードでもっとも多く販売されました。
2000ccは、さすがの5ナンバーサイズ上限の2000ccはトルクも馬力も余裕のフラッグシップカーです。
1800cc搭載車には、FFと4WDが選べますが、1500ccと2000ccはFFのみになっています。
そして、2004年にはマイナーチェンジが実施されました。

2代目(2007年)

2007年に登場した現行モデル。
2016年現在でも現役なので、かなり息の長いモデルとなっています。
このクラスのセダンで7年も同じモデルで販売するのはかなり長寿モデルかもしれません。

ボディーサイズは、前モデルのキープコンセプトをはたして5ナンバーサイズを死守しました。
永遠のライバル日産・ブルーバードの後継モデルシルフィは、とうとう全幅1695mm以上の3ナンバー化してしまったのに頑なに5ナンバーサイズを守り続けているのは実に見事です。
実際、車庫入れで3ナンバーサイズは5ナンバーサイズにはかないませんので、長年5ナンバーサイズのセダンを運転する方にとっては大きな違いとなるでしょう。

ボディーデザインは、前モデルよりは幾分かカクカクしたスタイルに変わりました。
フロントヘッドライトは、最近主流の釣り目三角でないのが良いところでしょうか。
リヤまわりのデザインはどことなくレクサス風な段付きトランクになっていますね。
前モデルに合ったバックフォグが標準でないのが残念です。

搭載エンジンは、前モデル同様の1500cc・1800cc・2000ccの3つ。
街中で近距離の使用なら1500ccで必要十分な動力性能を確保しています。
しかし、高速道路やロングドライブなどでモアパワーが必要なら、やはり一番ボディーとマッチしている1800ccエンジン搭載車でしょう。
さらに、過激なパワーを欲するなら、やはりフラッグシップの2000cc直4・DOHC搭載車しかありません。

ミッションは、全車CVT。
駆動方式は、FFと4WDは1800cc搭載車に設定されています。

2010年に、マイナーチェンジ。
2014年には、1500cc搭載車にアイドリングストップ装置が搭載され、4WD駆動車には、電子式アクティブトルクコントロール式に変更されました。

 

人気モデルとニューモデルチェンジ

プレミオで人気が高いのはやはり動力性能に長けた1800ccエンジン搭載の1.8Xでしょう。
しかし、実際に一番売れているのはベースグレードの1500ccエンジン搭載車の1.5F。
実際の購買層が、60才前後の方が多いためかそれほど走行性能に拘らないためか、走行性能はそれほど重視されていないのでしょう。

噂では、2017年春までにニューモデルに変わるようです。
当初今年の春にモデルチェンジか?と噂されていましたが、トヨタもあまり売れていないオジサマ向けセダンには力が入らないのか開発が延び延びになっているのが事実。
ニューモデルには、カローラに搭載された1500ccハイブリッドシステムやトヨタの先進的安全装置の「トヨタ セイフティーセンスP」が標準搭載されます。
なお、ボディーサイズはトヨタのこだわりの5ナンバーサイズは頑なに守られるようです。