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ブルーバードの後継モデルシルフィ

日産は、2000年にブルーバードとパルサーの車種統合を行い誕生させたのがブルーバードシルフィ。
車名をブールバードのままとするかシルフィとするか日産社内を二分してしまうほど論争されました。
結局、ブルバードシルフィとすることで販売にこぎ着けたのです。

しかし、モデルチェンジ3代目でようやくブルーバードの冠が取れてシルフィのみになりました。
まぁ、2代目などはトヨタ・ベルタなどの女性用セダンのライバルとしたので、ラリーで一世を風靡したブルーバードの冠はもはや必要なくなったのでしょう。
日産にとっては、ブルーバードの呪縛から解き放たれました。
シルフィとしてあらたなイメージ作りがしやすくなったのはいい機会でしょう。

 

初代(2000~2005年)

開発ベースとなったのは、サニーのシャーシ。
大きさ的には、最終型ブルーバードよりは小さく最終型パルサーとほぼ同じサイズになりました。

搭載エンジンは、1500cc・1800cc・2000ccで販売の中心は1800cc。

ライバルは、トヨタ・プレミオ、アリオンです。
まぁ、トヨタと日産で販売合戦を繰り広げたBC戦争。
いまだに永遠のライバルになるのでしょうね。

 

2代目(2005~2012年)

当時の日産モダンリビングコンセプトでデザインされもので、その第3弾が2代目ブルバードシルフィになりました。

ボディーサイズは、5ナンバーサイズが踏襲されたもの。
通勤やお買い物に取り回しのしやすさから、40代の女性向けに内外装を仕上げたモデルでした。
センターコンソールにはハンドバックがそのまま置けるような配慮がされていて女性にアピールしています。
しかし、実際に使われるのは企業の営業車やお父さんの通勤車両が多かったので、日産が想定した40代の女性にはどのくらい売れたのかは統計がないので残念ながら不明です。

搭載エンジンは、1500ccと2000ccとなり1800ccは消滅しました。
売れ筋は、1500ccの廉価版です。
駆動方式は、FFと4WD。
4WDは後輪をモーターで補助する簡易4WDのe-4WD。
ミッションは、CVTと4速AT。

 

3代目(2012年~)

車名からとうとうブルーバードがとれたシルフィ。
ボディーサイズも、5ナンバーサイズから拡大されて3ナンバーサイズになりました。
それでも、全幅は1760mm。
5ナンバーサイズよりもわずかに65mmしか大きくありません。

販売ターゲットは、60代男性と2代目モデルの女性から実際に多い購入者層に絞った形です。
ヘッドライトとリアコンビライトにLEDが使用されてシャープな印象になりました。

デザインは、先代モデルからかなりシャープで伸びやかなデザインに変更。
室内インテリアやシートは、60年代男性向けなのか実に落ち着いたもの。
ちょっと落ち着きすぎてい、若い方にはあまり向かないかもしれません。
まぁ、飽きのこない落ち着いたインテリアとしておきましょう。

前席は、普通ですが後席の広々間はワンランクもツーランクも上の寛ぎ空間を確保しています。
助手席と運転席で別々に温度設定が出来るフルオートエアコン、本革巻きステアリングホイール、オートライト、SRSサイド&カーテンエアバックが標準で装備されるのはかなりの充実です。

 

新設計された1800cc直4DOHCエンジン(MRA18DE)が搭載されました。
最高出力は、131PS/17.7kg-mと1800ccNAエンジンとしては標準的なところでしょう。
エンジンは1800ccのみ。

駆動方式はFFのみ。
初代、2代目にあった4WDはなくなってしまいました。
ミッションはCVTのみ。
もはや確実に売れるモデルしか生産しないのでしょうか。

アイドリングストップ機能などは残念ながら搭載されていませんが、燃費は15.6km/L(JC08モード)です。
燃費を重視する方には向かない車かもしれません。
落ち着いた雰囲気を大事にする方にお勧めの車が日産・シルフィと言ったところ。