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スプラッシュって?

スプラッシュは2008年から2013年までの間、スズキが販売していたコンパクトカーです。
何か清涼飲料水をイメージしてしまうスプラッシュの意味は英語で「 泥や水をはね散らかすこと」や「ボート競技でオールの操作に失敗して水しぶきをあげること」と水しぶきをあげている様子のこと。

スプッラシュのCMでは、ヨーロッパはハンガリー生まれの欧州コンパクトカーを意識したヨーロッパの美女トリオが出演するオシャレなCMになっています。
「美しい女性の美しい車」のキャッチコピーから、販売ターゲットを女性にしていたことが分かります。
CMソングは、多和田えみさんがカバーした、スリードックナイトのJoy To The World(喜びの世界)。
スズキにしては、かなりファッショナブル路線のコンパクトカーでした。

 

グローバルな帰国子女車のスプラッシュ

2006年パリサロンにコンセプトモデル・プロジェクトスプラッシュで出展され、2007年東京モーターショーにも展示されました。
2008年にはハンガリーのマジャールスズキ社で製造が開始され、同時にヨーロッパで販売されたのです。

当時業務提携していたアメリカのGM(ゼネラルモーターズ)の業務提携会社へOEM供給されていました。
ドイツのオペル、イギリスのボクスホールではアギーラの車名で販売。
また、インドではマルチ・スズキ・インディア。
そして、中国では長安汽車グループの昌河汽車(昌河鈴木)によって製造・販売が行われ派喜の車名で販売されていました。

実にワールドワイドなグロバルカ―だったのがスズキ・スプラッシュなのです。
当時のスズキは、国内生産にあまり余裕がないことからハンガリーで生産されたスプラッシュを日本へ輸入し国内販売をしていました。
ホンダのアコードクーペや日産・プリメーラ5ドアハッチバックなど帰国子女のような車と同じです。
スプラッシュはスズキ初の帰国子女車になりますね。
2016年春に販売されたスズキ・バレーノもインド生まれなので最近の帰国子女車でしょう。

 

スプラッシュ (2008~2013年)

ハンガリーから輸入され販売されるスプラッシュはモノグレード。
ボディーサイズは、全長×全幅×全高=3715×1680×1590。
同じくらいのスイフトと比べると全長では4cm短く全幅では1cm狭く全高は8cm高くなっています。
スイフトに比べるとかなりルーフが高いことが分かりますね。

ボディーカラーは、定番のブラック・ホワイト・レッドのほかにメタリックのラグーンターコイズメタリック・ブルーメタリック・グリーンメタリックの全6色。
内装は、ボディーカラーにより3パターンあります。

スピードメーターとその下にある液晶パネルのみとシンプルでありながら実用的なもの。
液晶パネルには、時計、外気温、燃料計、と切り替え式でオドメーター、トリップメーター、平均燃費計の表示があります。
タコメーターはオプション扱いです。

シートは、ヨーロッパ仕様で国産コンパクトに比べると固めのシートでロングドライブに適したもの。
リヤシートは分割可倒式で、背もたれは座面が沈み込み荷室との床面がフラットになる便利仕様。
さらにFFならではのスゴ技で36Lもの収納スペースは驚きモノです。

ヨーロッパ生まれのスプラッシュは国産コンパクトにはないヨーロッパ仕込みのしなやかな足回りが装備されています。
なにも知らずにスプラッシュでドライブに出かけたなら、きっと足の良さに驚くことでしょうね。
搭載エンジンは、1200cc直4DOHC(88PS/11.9kg・m)。
駆動方式はFFのみ。
ミッションはCVT。

 

スプラッシュの人気と中古車価格

スイフトが、男性ユーザーが多かったことからスプラッシュは女性向けに販売されましたが、特に女性向けに設計開発された車ではなかったため日本での販売は低迷してしまいました。
スズキ・スプラッシュの知名度も人気もそれほどありません。

中古車価格は約18~100万円で、平均価格は50万円。
単純に欧州仕込みのコンパクトカーが格安で欲しいならスプラッシュはお勧めです。