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GT-Rはスーパーカー!?

日本で唯一スーパーカーと呼べるのはホンダ・NSXしかありません。
しかし、日産・GT-Rの走行性能はNSXをはるかに凌駕するものになっています。
まぁ、NSXが販売されていた頃はメーカー自主規制で上限値の280PSしか出せませんでした。

GT-Rには後席を備えた4人乗りもあるので、スーパーカーの定義から外れるのではないのかと言う意見もあります。
スーパーカーのフェラーリでも、4人乗りモデルも有りますし、ポルシェもスーパーカーでありながら、やはり4人乗りモデルがあります。
4人乗りでもOKならGT-Rも立派なスーパーカーではないでしょうか。

 

GT-Rの歴史

日産と合併する前のプリンスから連綿と受け継がれてきた由緒正しいグレード名「GT-R」は、スカイラインのフラッグシップグレードとして長い間受け継がれてきました。
GT-RのGTはもちろんグランツーリスモ、そしてRはレースのレーシングを表しています。

実は国産車初のGT-Rグレードは、今では乗用車から撤退してしまったいすゞのベレットです。
まぁ、ベレットのGT-RのRはレーシーな感じくらいのモノでしょうか。

2番手になってしまった日産のGT-Rですが、こちらは2代目スカイラインボディーを真っ二つにして直4エンジンからセドリックに積まれていた直6OHCエンジンを無理やり積んでレース車両にしたことから始まります。
2代目では、まだGT-Rとは名乗らずGT(GT-A・GT-B)のグレードで販売していました。
そして、日産が誇るストレート6の名器S20が搭載された3代目スカイライン(KPGC10)に、栄光のGT-Rの栄光の赤バッチが付けられたのです。
ツーリンガーレースでは無敵の50連勝の快挙を成し遂げ、レース史に残る栄光の歴史にその名を刻んだのです。

3代目スカイライン以降の直6DOHC搭載車に栄光のGT-Rの称号が与えられましたが、昭和の排ガス規制でL20が消滅。
1989年登場の8代目が発売されるまで欠番になっていました。
実に16年ぶりに8代目スカイラインでGT-Rがやっと復活したのです。

その後10代目スカイラインGT-R(1998~2001)を最後にスカイラインとは袂をわけて11代目スカイライン誕生後に新たなるブランドとして誕生したのがGT-R。
GT-Rに搭載されるエンジンはV6で、それ以前のスカイラインGT-Rはストレート6のGT-Rと単純に覚えて貰えばよろしいかと。

 

GT-R登場!2007年12月

2007年東京モーターショーでお披露目されたGT-Rは同年12月に販売開始されました。
「いつでもどこでも誰でも」を開発テーマに「新次元マルチパーパススーパーカー」を標榜に鮮烈なるデビューを果たしたのです。

スカイラインの伝統が残されたのは丸型テールランプくらいでしょう。
スカイラインではベーシックなファミリーモデルからレース用のGT-Rまで同じシャーシ・ボディーで開発しなければいけなかったのでかなり大変だったかもしれません。
しかし、GT-Rになってからは走りに特化したしたモデルなので思う存分に開発者が設計できたはずです。

搭載エンジンは、3800ccV6DOHCツインターボ。
実に480PSとスカイライン時代の規制された280PSから200PSものパワーアップが図られているのはスゴイ!
この巨大なパワーを日産オリジナルの4WD・アテーサで駆動させます。
ミッションは
6速DCTです。

圧倒的なパワーのみならず、最高速は300Km以上でしかも安定しています。
GT-Rは日本国内のみならず外国、特にドイツの最高速度のないアウトバーンでの走行を視野に入れて開発された文字通り世界的なスーパーカーなのです。

 

ビックマイナーチェンジ 2016年7月

これまでも、年次改良やマイナーチェンジなどで改良パワーアップを果たしてきました。
しかし、販売開始から10年を経過したGT-Rに2016年7月にビックマイナーチェンジが施されて次に来るニューGT-Rまでの販売テコ入れモデルが登場しました。
搭載エンジンは、566PSを達成!

フロントグリルとフロントバンパーのデザインを大幅に変更して空力やイメージを一新しています。
足回りはさらに改良されたのでシリーズ最高の乗り心地です。
高額車両にも拘わらずボディーカラーは七色もあります。
グレードはピュア―・ブラック・プレミアム エディテイションの3つ。

価格は996万840円から1170万5040円です。
世界に名だたるスーパーカーと同等かそれ以上の性能を誇る性能なのに、お値段は格安なのは日産の良心でしょうか。