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ビアンテは、まだ販売されています

マツダ・ビアンテと聞くと懐かしくさえ思えてしまいます。
ビアンテはマツダ・ミニバン軍団の大将に当たるモデル。
まだ、販売されていたなんて?と思った方も多いのではないでしょうか?

トヨタ・日産・ホンダなどのライバルメーカーからミニバン販売競争で突き放されているマツダ。
必死に追いつこうとしましたが、不得意分野のミニバンでは起死回生の大逆転はかないません。
まぁ、不得意なものを頑張るよりも得意なものを頑張る方が良いのは当たり前のことでしょう。

マツダは販売不振の不得意分野のミニバン開発から撤退し、その余った力を得意分野のSUV開発に注ぐ意向です。
CX-5やCX-3の販売が好調なので、3列シートを備えたミニバン的な使い方が出来るSUVが登場するかもしれませんね。

車名のビアンテは、英語のアンビエント(Ambient)からの造語で、意味合いは「環境」です。
CMでは、タレントの劇団ひとりさんが「広々ビアンテ」と好演しています。
第2弾CMでは、スカイアクティブ搭載で燃費に貢献するアイドリングストップ「i-stop」をアピール!
せっかくスカイアクティブ搭載のマツダ製ミニバンなのに最近はすっかり忘れ去られ「え?まビアンテってまだ売っていたの」という状態です。

現在の販売台数は約220台(2017年1月)。
2016年は150~450台で毎月推移していました。
ライバルの三菱・デリカD5は約900~1000台なので、その半分以下しか売れていません。
まぁ、マツダも匙を投げてしまったミニバンモデルの末期なのでこんなものでしょうか・・・。

 

ビアンテ(2008年~)

2005年にボンゴフレンディが発売終了後に、プレマシーをベースに開発されたミニバンがビアンテです。

搭載エンジンは、2000ccと2300cc直4DOHCの2つ。
2300ccはMVPや初期型アテンザエンジンと同じもの。
2代目アテンザに搭載された2500ccエンジンが搭載されなかったのは販売台数が低迷したためでしょうか。

2013年のマイナーチェンジで、2300ccエンジンはなくなりアイドリング装置「i-stop」が搭載されたスカイアクティブーGエンジンに換装され高燃費を獲得しています。
燃費は、14.8km/L(FF駆動 JC08モード)で、ライバルトヨタのヴォクシー(2000ccFF)の燃費は16km/L(JC08モード)。
もはや抜本的な改善策も施されていないので燃費競争には到底勝てません。

 

マイナーチェンジ前のモデルでは、FFのみでマイナーチェンジ後には4WDも追加されました。

ボディスタイルは、ボンゴフレンディの流れを汲むハイルーフスタイル。
安全性の面からボンネット部分が追加されている現在主流の5ドアミニバンです。

フロントデザインは、マツダデザインの「流れ」や「鼓動」でなく、マツダにしては珍しいグリルがメッキ仕様になっています。
現在主流のメッキグリルがドーンと前面に強調されたデザイン。
最近は、トップブランドのアルファードから軽ミニバンのスペーシアZまでキンキラグリルばかりなので、もはやビアンテくらいのデザインでは誰も驚きません。
登場時はちょっとすごくない?と思われたデザインも今ではごく普通になっているのです。

車内は、CMで宣伝しただけあってとても広いです。
まさに広大な空間が出現と言ってもイイほどでしょう。
3列目シートは、左右に跳ね上げ式でなく座面を持ち上げて前後にスライドさせるものなので、カーゴ―ルームに余計な出っ張りがありません。

プレマシーベースで大きなボディになっていますが、ボディ硬性はカタログでも歌っているほど。
ドライバーが運転していて楽しいと感じるZ00M~ZOOMなマツダの車つくりは、ミニバンのビアンテにもしっかりとDNA注入されています。

 

新車値引きと中古車価格

最近のマツダでは、新車の値引きをあまりしないようにしているとか。
しかし、ビアンテはモデル末期の大特価セールなので昔のマツダにあった大幅値引きを実施しているようです。
40万円以上の値引きは当たり前だとか。

中古車価格は、約22~280万円とかなり広い価格帯で平均は約122万円です。
街でそれほど見かけないマツダの高級ミニバンを格安で手に入れるなら今が狙い目かもしれませんね。