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驚きのカスタム本を発見!

つい先日、書店でプロボックスとサクシードのカスタム本を発見して驚きました!

プロボックスは、トヨタの商用ライトバンですが、そんな仕事で使う業務用車がカスタムの対象になるなんて驚きです。
さらに、人気が高いことから特集されたムック本まで出されるのはスゴイ!

プロボックスは、日本語にすれば職人の道具箱でしょうか。
営業マンから建設関係の業務用車に多く使われています。
最近では、その使い勝手や4ナンバーの維持費や税金の安さからプロボックスをマイカーで使われる方も多くなっているようです。

 

開発ヒストリー ライバルは日産・ADバン

トヨタの商用ライトバンのカローラバンやカルディナバンの統合モデルとして開発されたのがプロボックスです。
トヨタ初の商用専用ライトバン。

それまでのカローラバンなどにはワゴンモデルなどの派生車種としてあったので、商用バンならではの使い勝手の良さは、正直言ってありませんでした。
トヨタのライバルの日産では、いち早く商用専用ライトバンのADバンが発売され、その使い勝手の良さはカローラバンなど足元にも及ばないもの。
トヨタは、このような商用バン市場を鑑みてライバルの日産に倣って同じように商用専用バンの開発に着手したのです。

そして、初代ヴィッツや11代目カローラのフィルダーなどをベースに作られたのがプロボックス。

開発目標は、

  1. 先行している日産・ADバンを追撃して商用バン市場を奪還すること。
  2. 4ナンバーのライトバンをメイングレードに据えて開発。
  3. シンプル イズ ベストを貫くことで、無用な飾り物は付けない。

の3題目標を掲げて開発されたプロボックス。

2002年の発売開始以来、現在まで商用ライトバン市場においてライバルを寄せ付けない覇者になっています。

 

プロボックスヒストリー

初代・前期型(2002~2014年)

ボディースタイルは、4ドアのライトバン。
前期型には、4ナンバーのライトバンと5ナンバーのワゴンモデルが存在します。

搭載エンジンは、1300ccと1500ccの直列4気筒・DOHCのガソリンエンジンと1400ccディーゼルエンジンの3種類。
ディーゼルエンジンは、2007年に販売終了しています。

プロボックスのディーゼルエンジンが存在していたのは、今回記事にするのに資料収集をしていて初めて分かったことです。
私は生活において、プロボックスをよく見る機会がありますが今までディーゼルエンジンのプロボックを見たことは一度もありませんでした。
ひょっとして注文生産だったのでしょうか。
プロボックスが発売された頃は、ガソリン価格も安くなってディーゼルエンジン搭載の乗用車が消滅していった時期とも重なります。

重量物を積めるようにリヤサスは4リンク式トーションビーム+ラテラルロッドが採用されました。
どちらかと言うと乗り心地よりは荷物を満載した時の車両安定を狙ったものです。

乗り心地なら、ホンダ・パートナー(初代)のほうが数倍良いのですが、荷物の積載重量がパートナーは300kgでプロボックスは400kg。
セメント袋は、一袋で25kgなので、100kgの差はセメント袋4つにもなってしまいます。
個の差は、現場で急に資材が必要なときには死活問題になってしまいます。
やはり、ライトバンの上限値の最大積載量400kg詰めることは絶対条件ですね。

ライトバン仕様の後席は、コンパネみたいな座り心地でお世辞にもあまり褒められたもではありません。
長距離移動で、後席はかなり苦行が強いられるのは事実です。
まぁ、後席にすわり心地を求めるならばワゴンモデルを選べば良いでしょう。
そのかわり前席は、ADバンのようなビニールシートではなくファブリックシートですわり心地も上々になっています。
かなりの長距離移動でも、そんなにお尻がいたくなりません。

ライトバン仕様の後席は、分割可倒式ではなく全体で倒して荷室を広げるものです。
後席シートを倒しての3人乗りは出来ません。
シートを倒せば、フラットな荷室が現れるので最近はやりの車中泊もOK!です。
昔、知人がライトバンで車中泊して釣りの趣味を楽しんでいたのを思い出しました。

インパネには、引出式のテーブルが搭載されてこれがとても重宝します。
車内での休憩時に、水筒のお茶を置いたり、コンビニでお湯を入れてきたカップ麺などをおいたり様々な場面で重宝しますね。

メーターはスピードメーターのみ。
水温計は省略されていて温度が低い時は青ランプの表示はヴィッツと同じです。
燃料計は、デジタル表示になっています。

容量は7L以下になるとデジタル表示が点滅して給油をうながしてくれます。
前期型の欠点は、このデジタル表示の燃料計です。
メモリ2つでなるべく給油をするようにしましょう。
メモリ2つからいきなり、点灯になることがしばしばあるので注意が必要です。

 

初代・後期型(2014年)

2015年8月にマイナーチェンジされた現行プロボックス。

フロントデザインが一新されて、今風のヘッドライトデザインになりました。
また、安全基準の見直しからフロントボンネット高が高くなって運転席からボンネット端が見えるようになり運転しやすくなりましたね。

インパネ周のデザインも変更され、収納式引出はさらに大きくなって使い勝手がさらに向上しました。
車内の質感も良くなって、これならマイカーにしてもOKと思えるほど良くなっています。

ワゴンはなくなりライトバンだけのラインアップ。
1300ccと1500ccの排気量は同じですが、エンジンはさらに出力と燃費が向上しています。
パーキングブレーキは、足踏み式に変更されたのでセンタークラスターの収納は向上しました。
駆動方式は、FFと4WD。
ミッションは、CVTのみになっています。

プロボックスは元々、企業の為に作られたものですが、こういったデザイン性や利便性から、安く車をカスタムしてみたいという層からも注目されるようになったようですね。