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ラパン

初代(2002~2008年)

2001年開催の東京モーターショーにコンセプトカーとして華々しくデビューしたラパン。
アルトベースで開発された女性ユーザー向けの軽セダン、エンブレムにはウサちゃんマークがデザインされてます。
販売ターゲットを若い女性に絞って開発されたラパンですが、初代にはスポーツグレード「SS」が復活。

開発テーマは「自分の部屋にいるようなくつろぎ感。」
まぁ、ゆるい感じが若い女性には好評で購入者の9割は見事に女性でした。

そんなアルトですがなぜか、スポーツモデルのSSグレードが存在します。
このSSは、スーパースポーツの略でしょうか?
70年代軽自動車の馬力競争時代の名車フロンテに使われたスポーツグレードです。
数十年ぶりに、なぜか購入層者の90%が女性と言うラパンでこのSSグレードが復活しました。

アルトワークにも搭載されている名器K6Aは、660cc直3DOHC・ICターボ。
たった10%の男性購入者に向けて販売されたのでしょうか?
それとも購入者の多い女性の走り屋に向けて販売されたのか、実に不思議です。

まぁ、走行性能に優れたグレードがあることに喜びたいと思います。
SSグレードは、初代ラパンのみに設定されていましたが、2代目までは同じICターボ搭載車の設定がありました。
今現在、名門スポーツグレードのSSがないのはとても残念です。

 

2代目(2008~2015年)

ボディーデザインは、初代の弁当箱をモチーフにしたものを踏襲しています。
フロントデザインはXが丸く処理されたヘッドライトで、ショコラの方が現行モデルと同じ丸型ヘッドライトが採用されています。

ちなみに、ウサちゃんマークは前モデル以上に使われました。
メーター内のマルチインフォーメーションパネルにもこのウサちゃんアニメが出てきます。
男性にはちょっと気が引けますね。
先代以上に女性ユーザー向けに徹したモデルに仕上がりました。

駆動方式は、初代と同じFFと4WD。
ミッションは、MTがなくなり4速ATと新たに加わったCVT。
グレードは、G・X・T・TLの4つ。

最近まで販売されていた女性向けモデルなので、ボディーカラーは実に豊富で全10色用意されていました。
もちろん人気のルーフがホワイトのツートンカラーもこのモデルから用意されています。
2010年と2012年には仕様変更され改良され、それぞれ2型と3型に形式が変更されました。
モデル末期には、アイドリングストップ機能などの省エネ技術も盛り込まれています。

 

3代目(2015年~)

デザインコンセプトは、初代と2代目をキープコンセプトに2代目の女性的な丸いデザインをさらに強調したデザインに昇華しています。
歴代ラパンに共通のデザインコンセプトの「まる」「しかく」を踏襲したデザインは、やはり若い女性の圧倒的な支持を確保しているのは間違いありません。

現行モデルは、室内インテリアもさらに女性向けになっています。
インパネの白木ウッドパネルをまるでキッチンテーブルのようにあしらった独特なデザインは、自室のインテリアのようなおもてなし感覚で癒されるでしょうね。
私は、この独特なインテリアが好きです。
軽自動車のラパンだけでなく5ナンバーサイズのモデルにも使って欲しいインテリアだと思います。

最近の車のインパネには、安全基準の観点からモノを置いておく平らな部分があえてありません。
もちろん、走行中に平らな部分にモノを置くのは危険なのでNGですが、停車中の車内で休息するには便利なことは言うまでもありません。

駆動方式は2代目と同じながら、あらたに5AGSが加わりました。
搭載エンジンは一新されて新型に。
さらなる燃費を追求するためアイドリングストップ機能が進化し、さらにスズキの先進的省エネ技術のエネチャージも搭載!
さらに、レーダーブレーキサポートなどの先進的安全機能も搭載されました。

こんなにいい軽自動車を女性だけのモデルにしておくのは実にもったいないと私は思います。
初代にあった男性向けモデルのSSグレードが復活することを密かに期待しているのですが。