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アリオン誕生

「足のいいやつ!」は、アリオンの前身となるトヨタ・カリーナの名キャッチコピー。
カリーナの足がいいのは、当時のトヨタのスポーツモデルであったセリカのシャーシを使用した兄弟車として開発されたからなのです。

トヨタでは、セリカとの姉妹車として位置付けて足回りやエンジンなど共通化してセリカの4ドアセダンスポーツモデルと位置付けたのがカリーナ。
若者向けスポーツセダンを狙ったので1600GTや2000GTなど70~80年代かけての18RGや2T-G、4AGなどマニア垂涎のスポーツエンジンが搭載されていました。

新しい時代となる2001年、寄る年波には勝てず往年のスポーツセダンの名前は返上しなくてはならなくなりました。
シャシーを共用していたセリカもモデル終了。
兄弟車のコロナも装いを新たにプレミオにモデルチェンジ。

そんな往年のスポーツセダン・カリーナはプレミオとバッチ違いの兄弟車に生まれ変わることになったのです。
そしてカリーナからアリオンへと車名が変更されました。
アリオン=ALL IN ONEを略したものですべてあるの意でしょうか。

アリオンの歴史背景

歴史と言ってもカリーナからの後継モデルですので歴史も浅く15年程度です。

初代(2001~2007年)

冒頭で説明した通り、プレミオとバッチ違いの兄弟車として誕生したのがアリオンです。
プレミオは、落ち着いた熟年世代向けセダンでアリオンの購入ターゲットはもっと若い働き盛りの中年層になっています。
それは「足のいいやつ」カリーナの後継モデルとしての位置を受け継いだからなのです。

プレミオと基本的には共通のボディーとエンジンですが、プレミオにはメーカー純正のエアロキットやローダウンサスが用意されてより若者にアピールしています。

搭載エンジンは、直4DOHCの1500cc・1800cc・2000ccの3種類。
グレードは、A15・A18・A20の3つでA15はベースグレード。
駆動方式はFFで、A18はFFと4WDが選択可能でした。
ミッションは4速ATのみ。

トップグレードは2000cc搭載のA20で、140PSの最高出力を発揮するので乗用車でありながらかなりの俊足ぶりを誇ります。
特別仕様車には、GパーッケージやGパーッケージリミテッド、そして販売店のトヨタ店生誕60種年記念車のGパーッケージ60thスペシャルエディテーションなど。

2代目(2007年)

ライバルたちがボディー拡大するなか頑なに5ナンバーサイズの全幅1695mmを守った2代目。
コンセプトは、初代同様に若い世代向けのスポーティセダンを担っています。
ロ―ダウンサスやエアロパーツが初代同様オプションで設定されているのは本当にうれしい限りです。

先代では街中でフルエアロ仕様もたまに見かけましたが、現行モデルのアリオンのフルエアロ仕様は、なかなか見かけることはありません。
若い世代にはミニバンが大売れなので仕方ないのかもしれませんね。

搭載エンジン構成も初代と同じ1500cc、1800cc、2000ccですが、マイナーチェンジで1800ccと2000ccにはミニバンのノアにも使われているバルブマチックエンジンに換装されて燃費が向上しています。
グレード構成や駆動方式も初代と同じ。
ミッションは、4速ATからCVTに進化しました。

 

次期モデルは?

現行モデルの登場から9年がたつ長寿モデルになりました。
噂では、2016年の夏にはニューモデルが登場とのこと。

ボディーサイズは、やはりこだわりの5ナンバーサイズでしょうか。
フロントデザインは、SAIやカローラのようなキーンルックで決まりです。

搭載エンジンは、時代の流れに乗りガソリンとハイブリッドの2本立てになりそうですね。
2000cc搭載車は消滅します。

注目すべき点は、トヨタの先進的安全機能の「トヨタ セーフティーセンス P」(オートハイビームアシスト、レーダークルーズコントロール、対自動車、対歩行者、衝突回避自動ブレーキシスト、レーンディパーチャ―アラートに自動ステアリング制御機能付属)が標準装備となる予定です。

こういった時期モデルのこともあり、今現在アリオンを購入しようと思っている方はもう少し待たれた方がいいかもしれません。
反対に、売却を考え中の方はお早目の行動が吉と出る可能性は極めて高いでしょう。
お得に買い、お得に売るこれが鉄則です。