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オープンカーの復活!マツダ・ロードスター

日本でオープンスポーツカーが流行ったのは、ホンダSスポーツやダットサン・フェアレディが販売されていた60年代のこと。
オープンスポーツカーが流行ってから十数年後の80年代末には、マニアからオープンモデルは絶滅するのではないかと危惧されていた1989年に突如デビューをはたしたのがマツダのロードスターです。

当時の正式な車名はユーノス・ロードスター。
マツダが大コケした5チャンネル販売店の一つであったユーノス店の販売車両でした。
マツダはバブル崩壊後の経営再建のため、販売チャンネルを再編したためユーノス・ロードスターから1998年にはマツダ・ロードスターに変更。

ユーノス・ロードスターデビュー当時の鮮烈な印象を原体験している方々は、今でもマツダ・ロードスターのことを咄嗟にユーノス・ロードスターと言ってしまうのではないでしょうか。
1989年5月にMX-5ミアータとしてアメリカでの販売が開始され、その年の秋には国内デビューする噂を聴いた時「マジかよ!?」と思ったのでは^^
実際には9月から国内販売となったようです。

 

ロードスター誕生

80年代中頃のアメリカにあったMRA(MAZDA RESEARCH of AMERICA)で、「アメリカ国内で英国車のMGのようなライトウエイトオープンスポーツモデルがあれば大ヒットするのではないか?」との情報をキャッチしたところから開発がスタートしたのです。
開発テーマは、英国オープンスポーツを目指した人馬一体感。

コンパクトボディーに当時マツダのテンロクスポーツエンジンであったB6エンジンを搭載したユーノス・ロードスター。
B6エンジンは、マツダ唯一の1600ccDOHCエンジンでしたが、トヨタやホンダのテンロクエンジンとは比べるまでもない非力なエンジンでした。
馬力の差は20馬力も離されていましたが、軽量小型ボディーでそれを克服して人馬一体感を醸し出したのはさすがRX-7を世に出したマツダならではと納得してしまいます。
マツダでなければこの世にデビューできなかった車と言えるでしょう。

 

4代目(2016年~)

現行モデルのマツダ・ロードスターの開発テーマは「原点回帰」。
モデルチェンジするたびにボディーが拡大していったため、初代モデル登場時の英国車風の軽やかに駆け抜けるライトウエイトスポーツの軽快感が薄まって行ったのは否めません。

先代モデルでは、1.1tにもなった車重を大幅に軽量化!
約100kg以上軽く仕上げて車重は理想的な1t以下の0.99tを実現しました。

さらに、搭載エンジンは歴代最少の1500cc直4DOHCへと大幅なダウンサイジングを敢行。
大柄になったボディも軽量化とコンパクト化が施されて、初代を上回るほどのライトウエイトスポーツを実現したのです。

初代登場時のエンジン排気量は1600ccから1800cc、そして先代モデルではとうとう2000ccと拡大されたエンジンは、巨大なトルクと馬力を得た代わりに軽快な吹き上がりの軽やかな走りとは縁遠くなってしまいました。
新開発された1500ccP5-VPエンジンは、マツダのスカイアクティブテクノロジーが注がれたもの。
排気量は初代の1600ccよりも100ccもダウンするものの技術革新の進歩か1500ccながら131PSと大幅に上回るものに仕上がっています。

初代並みの軽量ボディーにダウンサイジングされながらも初代を11PSも上回るエンジンパワーで、ライトウエイトスポーツを楽しめるオープンスポーツカーに仕上がりました。
現行マツダ・ロードスターは、主体性のようなモデルになったと言えるでしょうね。

 

ロードスターの中古車価格

4代目の現行モデルは2016年に登場したばかりなので、まだまだ高値の約250万円から上の価格になっています。
3代目の中古車価格は約50万円安くなった約200万円でしょうか。
2代目になるとさらに安くなり100万円前後の価格になっています。
年式が古くなると故障や部品交換などの維持費が高くなるので、安く乗り出したいなら2代目あたりがお手頃価格で良いかもしれませんね。