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ロマンと冒険心のエスクード

エスクード(ESCUDE)は、中南米諸国で使われていた通貨単位!?なのです。
中南米のカーボベルデ共和国で現在使われている通貨単位だとか。

日本ならば、円(ENN)ですがはたして、どこか外国の車の車名になるのかは分かりません。
語感が良く古の大航海時代やコロンブスのアメリカ大陸発見などから男のロマンや冒険心を創造させてくれることから使われました。

 

初代(1988~1997年)

現在につながる都会派SUVの先駆けモデルとして登場しました。
しかし、当時はSUVと言う名もなくライトクロカンなどと称されていたのです。

後にトヨタがスズキと同じコンセプトで開発したRAV4のデビューは1994年のこと。
ランクルやパジェロなど当時のSUVはハードクロカンしか存在しない時代だったので、エスクードの登場は実に新鮮な印象がありました。

ライトクロカンと称していたエスクードですが梯子型フレームが使われ、4WDシステムはパートタイム式ながらHi-LOWの切り替えシフト付と本格的なハードクロカンと全く遜色ないモノです。
まぁ、ボディーデザインのみファッショナブルな都会派だったので、ライトクロカンと気軽に乗れるイメージで呼んでいるのでしょうね。

ボディースタイルは、ルーフの違いでコンバーチブルとハードトップの2つ。
販売当初は3ドアのみでしたが、マイナーチェンジで登場した5ドアはノマドの愛称で販売されました。
販売当初の搭載エンジンは、1600cc直4SOHCのみでしたが、マイナーチェンジでスズキ初の2000ccV6と2000ccディーゼルターボエンジン(マツダから供給)が登場!

マツダへは、プロシードレバンテとしてOEM供給されました。
梯子型フレームやパートタイム式4WDは頑なに守られています。
足回りは、後輪に⑤リンクリジットが採用されて先代モデルよりも格段に向上しました。

 

3代目(2005~2015年)

梯子型フレームから進歩した、モノコックボディとラダーフレームのイイとこ取どりした軽量かつ硬性を確保したビルトインラダーフレームが新たに採用されています。
パジェロなどにも採用されている最新技術です。

4WDシステムはパートタイムからフルタイムへ進化しています。
フルタイムになっても本格的なHi-LOW切替は、きちんと残されました。
ライトクロカンと言いながら、パジェロやランクルに迫る性能には驚きです。

搭載エンジンは、2000ccと2700ccの2つ。
ボディーは3ドアが消滅して5ドアのみのラインアップになっています。

2006年には、1600ccエンジン搭載の3ドアが復活。
2008年には、2700ccV6が追加されています。
2009年のマイナーチェンジで登場したのが2400cc直4と3200ccV6が追加されました。
2004cc直4搭載車は、エスクード2.4として現在も販売されています。

 

4代目(2015年~)

ボディーもエンジン排気量も拡大の一途をたどってきたエスクードも原点回帰なのか、搭載エンジンはダウンサイジングされて1600cc直4DOHCに変更されています。
SX-4 Sクロスと共通設計で開発されました。

4WDシステムは電子制御式のオールグリップ。
ダイヤルで走行モードを選ぶ簡単なものです。
ミッションは、6速ATと豪華なものに進化しています。

先進的安全機能のレーダブレーキサポートⅡが標準装備されました。
さらに、燃費の良くなるアイドリングストップ装置も搭載されています。

駆動方式は、シリーズ初となるFFベース車となり、FFと4WDです。
それ以前のモデルは、FRベースなのでFRと4WD。
スズキが、長年培ってきたライトクロカンの集大成が現行エスクードなのは間違いないでしょう。