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流星ワゴンはオデッセイ

2015年に放送されていたTVドラマ「流星ワゴン」。
劇中車に使用されていたのは、赤いボディーカラーの3代目オデッセイです。
実は、重松清氏原作本でも同じ3代目オデッセイの赤いボディーカラーでした。

オデッセイって、ワゴンでなくてミニバンじゃないのかな?と思ったあなたは正解です。
しかし、正しく「流星ミニバン」にしてしまってはなぜかシックリしません。
それにワゴンの方がミニバンよりも、なにか夢があるようで良くないですか、、。

ドラマの大切なところを担っていた、オデッセイは
1994年に登場しました。
当時、商用ミニバンを持っていなかったホンダ。
ミニバンの工場ラインがなかったホンダは、アコードの工場ラインに乗せれるギリギリサイズのミニバンを開発したのです。

 

初代(1994~1999年)

ルーフが低くて後席スライドドアでないミニバン3列シートの元祖的存在のオデッセイ。

爆発的ヒットとなったオデッセイは各社にライバルを誕生させました。
トヨタ・アイシスや三菱・グランディス、そしてマツダ・プレマシーなどでしょうか。

月販目標台数4000台を大幅に上回る大ヒットとなり発売翌年には12万5千台を達成しました。
販売当初は、2200cc直4SOHCエンジンのみの展開でしたが、マイナーチェンジ時に2300cc直4DOHC(VTEC)さらに3000ccV6SOHC(VTEC)と余裕のエンジンラインアップに。

 

2代目(1999~2003年)

大ヒットした初代をキープコンセプトとした2代目も、またまたヒット!
特別仕様車にアブソリュートが登場。
ミニバンブームも相まって多くの車両を世に送り出しました。

 

3代目(2003~2008年)

初代から変わらぬルーフの低い後席ヒンジ式ドアを受け継いでいる正統モデルです。
今でも、初めて3代目オデッセイを見たときの衝撃は忘れられません。
ワイド&ローのミニバンって3代目オデッセイにぴったりの言葉ではないでしょうか。
ホンダのスポーツ車からの乗り換え組も多数あったのがこの3代目です。

車高は驚きの1550mmは、ミニバンなのに立体駐車場への乗り入れも可能になっています。
歴代オデッセイ初の立体駐車場利用可能車になった3代目。(ちなみに4代目も同じ車高です。)

搭載エンジンは、2400ccに一本化されました。
出力は、標準で160PSで走りのアブソリュートは200PSの2種類。

 

4代目(2008~2013年)

これまでの後席スライドドアでないヒンジ式ドアでルーフが低いスポーティなミニバンの集大成と呼べるモデルに仕上がっています。
フロントデザインは先代モデルを踏襲しましたが、リヤデザインはシリーズ初になる横長テールランプに改められてイメージを一新しました。

 

5代目(2013年~)

現在の国内ミニバン市場で一番人気は、ルーフが高くて後席がスライドドアのミニバンが圧倒的な人気を獲得しています。
トヨタ・ウイッシュやホンダ・ジェイドなど、背の低い後席がスライドドアでない3列シートミニバンの人気は以前に比べてかなり低くくなっているのは否めません。

5代目オデッセイが登場するのか、ホンダファンをかなり焦らせたのは事実です。
開発段階で、4代目でモデル終了させるかどうかホンダ内部でもかなり激論が繰り広げられたでしょう。

Lサイズミニバンのエリシオンをモデル終了させ、その代わりにホンダが力を注いだのは5代目オデッセイです。
後席ドアは、ヒンジ式かスライドドアかで激論が繰り広げられた結果、とうとう5代目オデッセイで後席スライドドアがシリーズ初採用!
そればかりでなく両側・電動式と今どきのミニバンに負けない装備になっているのはもちろんです。

ボディーサイズは、全長×全幅×全高=4830×1800×1685と全高は4cmほど高くなりました。
搭載エンジンは、ガソリンの2400cc直4DOHC(i-VTEC)とハイブリッドの2000cc直4DOHC(i-VTEC)+2モーターで、出力はガソリン+モーター=143PS+169Pと200PS以上でトルクは30kg-mと余裕のパワーを獲得。
燃費は26km/L(JC08モード)とこのボディーサイズで最高の燃費になっています。

ハイブリッド人気は、いまも高い人気を誇っています。
新型ステップワゴンはターボを搭載したため販売面で思わぬ苦戦が強いられていますが、現行オデッセイは好調な販売を記録しています。
安全装備もホンダあんしんパーッケージが搭載されてとても心強いですね。