New article

ヴィッツ派生車3兄弟の1台ファンカーゴ

初代ヴィッツをベースに開発されたはbB、ファンカーゴ、プラッツは団子三兄弟でなく、ヴィッツ派生車3兄弟と名乗ればよいでしょう。

ホイールベースは、約13cm延長されて後席後ろのカーゴルームは大容量を誇ります。

CMでは「携帯空間・FUN CAR GO-!」で後席のカーゴスペースの広さを猛アピールしました。
その大きさは、ロードバイクなどがそのまますっぽり載せられほどです。

ヴィッツよりもファンカーゴは、全長で25cm長くなり、全幅は3cm、そして全高は18cm高くなっています。
まさに一回り大きくなったワゴン版ヴィッツなのがファンカーゴ。

ボディスタイルは、5ドアトールワゴンです。
ライバルは、ホンダ・モビリオや日産・キューブなどでしょうか。

ファンカーゴは、そのカーゴルームの大きさを生かしたアウトドア志向の車であったため、上記のライバル車とはちょっと方向性が違うのかガチンコ対決はしていません。
輸出モデル名は、ヤリス・ヴァーソつまりヴィッツのバンの意味からファンカーゴはコンパクトカー・ヴィッツのワゴン仕様であると言ってもよいでしょうね。

 

初代ファンカーゴ(1999~2005年)

フロントヘッドライトは涙目風の釣目です。
最近主流の、三角釣目ヘッドライトよりも愛嬌があってよいですね。

印象に残るフロントデザイン。
フロントデザインからどことなくペリカンを連想してしまうのは私だけでしょうか?
カーゴルムいっぱいに荷物が積めることから、口の大きなペリカンを連想したのかもしれません。

ボディーサイドには、キャラクターラインもなく割と平面的になっています。

ヴィッツベースなのに、室内のゆとりはヴィッツ以上で、全幅と全高が高いのでヴィッツよりも開放的になっているかもしれません。

インパネにあるスピードメーターはセンターに鎮座しています。
このころのトヨタは、センターメーターに拘っていてかなりの車種がセンターメーターになっています。

後席は、分割可倒式で通常の倒れ方よりももっとフラットになる2段構造のリトラクタブル式ですので荷室から完全にフラットになる親切設計。
車中泊がブームになっている現在ならもっと売れていたかもしれませんね。

搭載エンジンは、1300ccと1500ccの直4DOHC。
ベースとなったヴィッツと同じなので、あまりスポーティではありません。
走りに期待する方には「FUN!」なドライブにはちょっと遠いかも、、。
しかし、普段使いならまったく問題なく使えます。

高速や長距離ドライブが多い方ならやはり排気量に余裕のある1500ccのほうがよいでしょう。
1500ccエンジンは、特に可もなく不可もない極々平凡なエンジンで拍子抜けしてしまいます。
ファンカーゴに、極度のスポーティさを求める方もすくないのでこれで十分なのでしょう。

この年式では、省エネなんて言葉もない時代でしたが、実用燃費で12Km/Lなので標準的なところでしょうか。

マイナーチェンジ後からは、シートが3タイプあって、前席セパレートタイプ+リア・リトラクタブル式、前席ベンチシート+リア・リトラクタブル式そして、前席ベンチシート+リア・リビングバージョン(通常の倒れ方なのでフラットにならない。)。
リア・リビングバージョンは、フカフカなシートで長時間座っていてもお尻が痛くなりません。
リア・リトラクタブル式は、若干床面をフラットにするためにリヤシートのすわり心地が犠牲になっていたのです。

駆動方式は、FFと4WDでミッションは4速AT。

 

後継モデルは?

2005年には、後継モデルのラクティスになりました。
トヨタが一押しする若者車でしたが、そのラクティスも2016年6月に生産終了になっています。

ファンカーゴとラクティスと連綿と受け継がれてきたヴィッツベースのトールワゴン。
後継モデルは必ず登場すると噂されていますが、少し間が開いてしまうかもしれませんね。
今後のモデルに期待しましょう。