New article

帰国子女車のバレーノ

外国生まれの外国育ちで日本に帰ってきた子供のことを帰国子女と言います。
外国と言えばアメリカやヨーロッパなどをすぐに想像してしまいますね。
韓国やフィリピンなど日本の近くのアジアの国で生まれ育って帰国した人たちも同じく帰国子女と言うので、すぐにアメリカやヨーロッパを連想するのは私のたんなる憧れなのでしょう。

90年代頃にはホンダのアコード・クーペや日産・プリメーラUK5ドアハッチバックなどアメリカやイギリスで生産されて日本に輸入される車が出てきました。
最近のスズキでは、ハンガリーで生産して日本に輸入しているエスクードと今回紹介するバレーノが帰国子女車になります。

日本の工場で造ればいいのではないか?と思われるかもしれませんが今や日本のメーカーは国内で販売するよりも輸出する方が多いのです。
その比率は輸出:国内販売=8:2にもなっています。
沢山売れる国で生産して、日本には売れる分だけ輸入した方が安上がりになるのですね。

 

バレーノ(2016年~)

バレーノは、インドの工場で生産されて日本へ輸入されています。
今までイギリスなどのヨーロッパ、アメリカはありましたがインドで生産されて輸入されるのはバレーノが初めてです。
バレーノは、インドで販売されることを念頭に開発されました。

ボディーサイズは、全長×全幅×全高=3995×1745×1470。

全長は、インドで全長4000mmを超えると税金が高くなることから4m未満に抑えられています。
幅は特に制限がないのでワールドワイドなサイズになっています。

まぁ、国産車でも3ナンバーサイズだから税金が割高になることはなくなりました。
最近のコンパクトカーでも輸出がメインの車両は3ナンバーサイズの車幅が増えています。

ボディースタイルは、5ドアハッチバックのコンパクトカーです。

 

CMでは、東京の狭い道を苦も無く軽快に走る姿が印象的です。
場所は東京都の文京区小日向の坂ですが、細い路地をハンドルを切り返すことなく曲がって坂道を登って行く姿は実に惚れ惚れしてしまいます。
キャッチコピーの「しっくりくる。街にも自分にも」が実にピッタリ。

搭載エンジンは、1200cc直4・DOHCのNAと1000cc直3・DOHCターボの2つ。
ターボは、現在ヨーロッパで人気が高いダウンサイジングターボで、燃費は20km/L(JC08モード)。
1000ccながら1600ccNA並みのトルクを発揮して燃費と走行性能の両立をはたしています。
1200ccの燃費は24km/L(JC08モード)と、高燃費。

3気筒エンジンは、4気筒エンジンに比べてやはり振動や騒音などが大きいのは事実です。
ここは、走り重視ならターボで燃費重視なら1200ccNAでしょうか。

車重は、1t以下なので最近てんこ盛り状態になっている豪華な装備の軽自動車(こちらも車重は1t近くあります。)と、同じで余裕の排気量でスイスイ走れちゃいます。
インテリアは、黒色基調でメーターはブルーの渋いものです。
スピードメーターは、輸出仕様が標準なのか220kmまで刻まれていますが、日本国内ではサーキットでも行かない限り出せるスピードではありませんね。

室内は、さすがに3ナンバーの広さで後席ではスイフト以上のくつろぎ空間があります。
後席は左右分割可倒式でリクライニングやスライド機能ももちろん搭載。
スズキの先進的安全装置「レーダーブレーキサポート」は、全車に標準装備さら安全性が高くなっています。
駆動方式は、FFのみ。
ミッションは6速ATとCVTとなっています。

 

中古車価格

2016年登場したばかりのバレーノの中古車価格は、約95~193万円。
平均価格は約122万円です。
まだ中古車の球数が少ないのか高値になっているようですね。
安く狙うならもう少し我慢しても良いでしょう。