New article

スバルの若者向け車をアピールしたトレジア

2008年にトヨタと業務提携したスバルがトヨタからOEM供給された車がトレジアです。
トヨタではラクティスで販売されていたのが、スバルではトレジアの車名で販売されました。

CMでは、俳優の玉山鉄二さんが颯爽と登場しマウンテンバイクやパラグライダーなどのアウトドアを楽しむ道具を積み込み、サングラスをおもむろに掛けると米軍空母をまるでジェット機のように走り抜ける演出は短いCMながら熱いものが感じられます。
映画トップガンのテーマ曲で、大ヒットした「デンジャー・ゾーン」(ケニー・ロギンス)が、ドハマリで決まってますね。
トヨタでも若者をターゲットにしていたのをさらに若者向けのアクティブな車にイメージさせられました。
CMキャッチコピーは「キビキビ行こう!トレジア」で、走りの良さをアピールしています。

車名のトレジアは、英語で宝物=トレジャー(Treasure)からスバルが造語したものだとか。

 

トレジア(2010~2015年)

トヨタの2代目ラクティスがスバルへOEM供給されて誕生したのがトレジアの始まりです。
ただバッチを張り替えただけのモデルではなく、フロントマスクやリヤまわりは独自のデザインが施されトレジア専用品が使われています。
スバルはラクティスの開発段階からトヨタへ技術者を派遣してスバルのオリジナリティが出せるように努力した結果なのでしょう。
同じくトヨタからOEM車・デックス(トヨタ・bB)では見られなかったことです。

ベースとなったラクティスとの違いはバンパー、フロントグリル、 ボンネット、 フロントフェンダー、 ヘッドライト、 リヤガーニッシュ 、リヤコンビネーションレンズなどかなりの部分がスバルオリジナルになっています。
さらにステアリングホイールを前後に調節するテレスコピックも付いているのはスバルの良心でしょう。

搭載エンジンは、1300cc(95PS)と1500cc(109PS)の直4・DOHCの2つ。
マイナーチェンジなどでアイドリングストップ機構など搭載されて燃費は飛躍的に向上しました。
燃費は16.6~21.8km/L(JC08モード)とコンパクトカーでは、なかなかの数値です。

駆動方式は、FFと4WD。
ミッションは、CVT。

インパネシフトではありませんが、運転席から助手席への移動もそれほど無理なく行えます。
スポーティグレードには、パドルシフトもありマニュアル的な操作も可能でした。
室内はブラック基調の落ち着いたもの。
グレードは、廉価版のiと装備充実のi-Lそしてスポーティグレードのi-Sの3グレードがFFと4WDにそれぞれ設定されています。
スポーティグレードの1500ccのi-Sには、さらに足回りを強化したタイプユーロなどがあります。

 

トレジアの中古車価格

トヨタ・ラクティスのOEM供給車のスバル・トレジア。
一般的には、OEM供給元より人気がないものです。
人気がない車種は、当然中古車となっても安くなるのが当たり前です。

トレジアの中古車価格は約48~130万円で、平均では約86万円。
ラクティスの中古車価格は約34~168万円で平均では約95万円でした。
やはり、トレジアの方が僅かですが人気がない分安く手に入れることが出来そうですね。

 

トレジアの後継モデルはジャスティ?

2016年末にトレジアのニューモデルとしてジャスティが発売されました。
トレジアの若者向け車から家族向けコンパクトミニバンと販売層が変わっています。

ジャスティは、1990年代活躍したスバルのコンパクトカーです。
懐かしい車名の復活は、嬉しいのですが若者車が減って家族向けのミニバンが増殖していく現状。
今後このクラスに若者車の復活はあるのでしょうか・・・