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スバリストの軽ワゴンと言えばディアスワゴン

宅配便などで需要の多かったスバル・サンバーは、軽キャブオーバーバンのホームラン王!
そんな使い勝手のよかったサンバーの乗用ワゴンがディアスワゴン。

登場は、サンバーの最終モデルとなる6代目(1999年)のこと。
オデッセイノアなどのミニバンブームの兆しが見えてきた90年代末期に、維持費が安く使い勝手もよいサンバーバンを軽ミニバンに仕立て直しました。
他社にはない足回り良さ、そして一気筒多い四気筒エンジン。

特筆すべきは、エンジン搭載位置がリアであることから重量配分が適正になり、運動性能が良いことなどライバルメーカーよりも抜きんでたマニア泣かせの軽自動車であったこと。

2008年のトヨタとの業務提携強化策の一環から軽自動車の開発から撤退してしまったスバル。
軽自動車は「スバルが一番!」と熱心なスバリストがいたことで赤帽仕様の軽トラ・サンバーは、販売会社も驚く台数を売り上げたのです。

ディアスワゴンの初代は、スバルオリジナルモデルになり2009年からはダイハツからOEM供給されるダイハツ・アトレーワゴンがディアスワゴン(2代目)になっています。
拘りの軽自動車造りをしてきたスバル・オリジナルの軽ワゴンを楽しみたいなら初代ディアスしかないでしょう。

 

初代ディアスワゴン(1999~2009年)

軽自動車ならスバル!の拘りのスバルオリジナルで開発されたのが初代ディアス。
660ccながら直4エンジンで静かで滑らかなエンジン。
エンジン搭載位置は、フロントヘビーに偏らないリヤに搭載されています。
カーゴルームに荷物がなくても、適正な重量配分で走行可能です。

低速から効きだすスーパーチャージャーは、ライバルにはないもの。
低速トルク不足の軽自動車の過給機にはターボよりも適しているのではないでしょうか。

直列3気筒エンジンよりも直列4気筒エンジンがすぐれているのは、大型バイクのナナハン(750cc)のエンジンが各社インラインフォーと呼ばれる直列4気筒エンジンになっていることから騒音や振動などの面で明らかになっています。
気筒数が減れば、メカニカルノイズと振動は大きくなることは明らか。
バイクの場合は、ドコ・ドコ~などの排気音や振動をむしろバイクの味として楽しむことからあえて大型バイクでも2気筒や3気筒エンジンが存在するのです。
まぁ、車の場合は気筒数が減少することで部品点数が減ることからコストが安くなることも要因でしょう。

搭載エンジンは、660cc直4SOHCのNA(48PS)とスーパーチャージャー(58PS)の2つ。
足回りも他社にはない凝った作りになっています。
フロントは マクファーソンストラット式でリヤはセミトレーリングアーム式。
この乗り心地には根強いスバルファンが存在しました。
ミッションは、3速ATと5速MT。
駆動方式はRRと4WDです。

 

年次改良が毎年行われ、2002年にはフロントマスクのデザインが変更されるマイナーチェンジが行われています。
フロントデザインは、ノーマルとクラッシック調のクラッシックの2つ。
クラッシックは、古風な趣でオシャレなパン屋さんとか花屋さんの業務用車両に使われてもいましたね。

販売期間中にディアスワゴンは販売休止期間も何度かありましたが、2009年のダイハツのOEM供給が始まる直前まで販売され続けた人気モデルでした。
2011年7月には、サンバー販売50周年を記念したスバルブルーの「WR BLUE LIMITED」が登場しています。
ボディーカラーは、WRCを彷彿させるWRブルー・マイカ。
例え軽ワゴンでも、スバリストには誇らしい特別仕様車ですね。

 

2代目(2009年~)

本家ダイハツのアトレーワゴンのダイハツマークが、スバルマークに付け替えられただけのバッチエンジニアリングモデルです。
ディアスワゴン独自の装備は、全グレードでオーディオレスと寒冷地仕様になっていることでしょう。

 

初代ディアスの中古車価格

スバルオリジナルの初代ディアスワゴンの中古車価格は約10~97万円です。
貴重なスバル製の軽ワゴンを楽しむならズバリ!今なのかもしれません。