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グレード名が車名になったソリオ

ソリオはスペイン語で「王座」や「王権」です。
スズキがコンパクトクラスのミニバンの王座を目指すべく名付けた車名。

元々は、1997年登場のワゴンRワイド(軽自動車で大ヒットしたワゴンRの5ナンバー車)が初代になります。
ワゴンRワイドの2代目モデルの後期から登場したグレード名がソリオでした。

2代目モデルは2010年まで約12年間も販売されたロングセラーモデル。
モデル末期にはソリオの人気がとても高くなったことから、3代目にモデルチェンジされる際にワゴンRワイドは廃止されてソリオとなったのです。
グレード名が車名になっていると言えば、日産・GT-Rやスバル・WRX S4などありますね。
いずれのモデルも高い人気があったグレードという共通点があります。

 

ソリオのCM

「楽しさいっぱいコンパクト」や「ソリオな5人」で、CMしていた2代目ソリオのイメージキャラクターは人気ジャニーズのKAT-TUNでした。
4年以上の期間もCMを担当していたのは異例の長さと言えるでしょうね。

もともとKAT-TUNは6人組でしたが、1人脱退したところからちょうどソリオに乗れる5人組になったことにより担当?しました。
その後、また1人脱退して4人組になりました。
5人乗りのソリオのCMには合わないことからハズされるかと思いきや、KAT-TUN側からCM出演を継続することを願い出て2代目モデルが販売終了までCMを担当していました。

2015年に現行モデルの3代目で先輩グループのTOKIOに交代。
その時には、たぶんKAT-TUNが4人組から3人組になってしまうことが分かっていたのでしょう。
さすがに若者がフル乗車してワイワイ楽しく過ごせるコンパクトミニバンを3人組でアピールするには力不足。

TOKIOは、平均年齢42歳と年齢的には決して若者でなく中年なのですが、5人フル乗車での楽しさをアピールしているのは流石!です。
また、ソリオのカスタムグレードのバンデットのCMでは渋い男の車を演出しているのも決まっていますね。

 

現行モデル4代目ソリオ(2015年)

コンパクトミニバンクラスは、ライバル不在でスズキの独壇場が長年続いてきました。
しかし、2016年登場のトヨタ・ルーミーとタンクは、そんなスズキの独壇場だったところに参戦!
しかも業務提携しているダイハツとスバルからもそれぞれ販売されます。

販売店舗数で圧倒的なトヨタですから、今後スズキはかなりの苦戦がしいられそうです。
しかし、スズキもただ指をくわえて見ているだけでなくライバル発売と時を同じくしてストロングハイブリッドが新たに投入されました。
コンパクトミニバンクラスは、まさに群雄割拠の様相を呈してきたのです。

ソリオのコンセプトを真似したタンク・ルーミーよりもモデルライフが長いソリオの方が色々な面でライバルを圧倒しているように思われます。
搭載エンジンは、1200cc直4DOHCのNAとマイルドハイブリッドとストロングハイブリッドの3つ。

マイルドハイブリッド車は、減速時に充電をおこないその電気を加速時にモーターへ供給するものです。
まぁ、エンジンアシスト的なものですが、その効果は絶大で燃費は27.8Km/L(JC08モード)を達成しています。
ストロングハイブリッドは、まさにトヨタ・プリウスのようなガチンコハイブリッドです。
燃費は32Km/L(JC08モード)を達成!

安全装備では、デュアルブレーキサポート装着車が設定されて高い安全性が確保されました。

 

三菱へOEM供給

3代目ソリオから三菱へOEM供給されています。
三菱ではデリカD2として販売されてました。

人気も上々で4代目ソリオ登場でデリカD2も2代目へと進化しています。
フロントグリルにスリーダイアモンドが付く以外は、本家のソリオと変わらないバッチエンジニアリングモデルです。
トヨタと業務提携したスズキが日産グループに属する三菱へのOEM供給はこれからどうなるのか?いささか先行きがわかりません。