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新ジャンルの1LDカー登場!タンクとルーミー

タンクとルーミーは、トヨタの子会社となったダイハツが開発を手掛けたコンパクトミニバンです。
このコンパクトミニバンクラスは、スズキのソリオとスズキが三菱にOEM供給しているデリカD2が主なライバル。
まぁ、長年スズキソリオの独壇場であったところにダイハツ・トヨタ勢が殴り込みを駆けたところでしょうか。

タンクはトヨペット店とネッツ店が販売し、フロントマスクが若干違う兄弟車のルーミーはトヨタ店とカローラ店が販売します。
つまり、トヨタの販売店すべてで扱うようになっているのです。

さらに製造を手掛けているダイハツからはトールで販売されトヨタと業務提携のあるスバルは懐かしい車名のジャスティで販売されます。
トヨタ・ダイハツ・スバルの圧倒的店舗数で、販売合戦では「タンク・ルーミー投入によりソリオ独壇場の終結」でも記載しているようにスズキはかなりの苦戦を強いられるかもしれませんね。

タンク・ルーミーの先代モデルに当たるのが5ドアハッチバックのbBとラクティスでした。
この2モデルが統合されて、あたらしいモデルとして開発されたのがタンクとルーミーなのです。
bBとラクティスは若者向けの車に対して、タンク・ルーミーは子育て中の若い家族をターゲットに開発されました。

最近の若者の車離れの影響からか、若者車が2つも消滅してしまうのはとても残念。
就職などで運転免許が必要なことから運転免許を取得する若者は減っていないものの、少子高齢化のためか若者の人口が減っているのも気になります。
まぁ、今の日本の社会情勢では若者車よりももっと需要がある家族向けコンパクトミニバンを販売するのが自然な流れなのかも知れませんね。

 

5ナンバーサイズの軽トールワゴン

今、軽自動車で一番売れているタントやN-BOXなどの軽トールワゴンを5ナンバーサイズに仕立て直したと言えば、タンク・ルーミーのイメージを伝えられるでしょう。
たたずまいは軽トールワゴンそのもので、先代モデルのラクティスなどと比べるとハイルーフになっているのが際立ったプロポーションになっています。

ボディサイズは、全長×全幅×全高=3700×1670×1730です。
5ドアハッチバックのトールワゴンで、後席は使い勝手の良いスライドドアになっています。
軽トールワゴンを使っているユーザーがステップアップして購入してもらうのが狙いでしょうね。

タンクとルーミーの一番の違いはフロントデザインの違いです。
タンクはカローラなどに採用されているキーンルックデザイン。
ルーミーはメッキグリルのデザインを全面的に押し出したアルファード風。
最近のミニバンに多くみられる押し出し感の強いデザインです。

機能的な差は、ほとんどないのでフロントマスクの好みでタンクとルーミーのどちらかを購入すると決めても差し支えないでしょう。

後席は分割可倒式でスライドやリクライニング機能などもちろん備えています。

 

搭載エンジンは、1000cc直3DOHCのNA(69PS)とターボ(98PS)の2つです。
ターボは、省エネに貢献するダウンサイジングターボ。
「ターボは燃費が悪い」と思われていますが、燃費は21.8km/L(JC08モード)とターボ車としてはかなり優秀。
NAの燃費は、24.6km/L(JC08モード)とこちらも優秀な燃費です。

車重が約1tあるためNAエンジンでは長距離や高速道路の走行には余裕がないというのがデメリットかもしれません。
しかし、車重に対してキビキビ走れるギヤ比の設定がされているので、普段使いのお買い物や家族の送り迎えなどではそれほどストレスを感じることはないでしょう。

アイドリングストップ機能や先進的安全機能(誤発進抑制など)スマートアシストⅡが搭載。
駆動方式は、FFと4WDが有りますが、ターボ搭載車はFFだけの設定。
ミッションは、CVTのみ。

タンク・ルーミーは、軽トールワゴンからステップアップするユーザーに受け入れられること間違いないでしょう。