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ビッグサイズセダンのティアナ

ローレルとセフィーロが統合されて2003年に登場したティアナ。
ネイティブアメリカンつまり「インディアン嘘つかない」の西部劇に出て来るアメリカの原住民インディアンでは「夜明け」を意味する言葉です。
日本語では、曙か明けの明星くらいの意味でしょうか。

FFセダンのセフィーロの広さとFRセダンのローレルの高品質さを兼ね備えたのがティアナです。
「車にモダンリビングの考え方。」が有名なCMのキャッチコピー。
室内は高級感を醸し出す和のテイストが与えられて大ヒットしました。

ボディースタイルや室内インテリアなどは後に出て来るブルーバードシルフィなどの下のクラスにも影響を与えています。
日産のティアナの位置づけは、ローレルやセフィーロに位置するもの。(この2車種の統合車ですから当たり前ですね。)
日産のFFビックサイズセダンになります。

ライバルは、同じくFFビックサイズセダンになるトヨタ・カムリでしょう。

 

初代(2003~2008年)

冒頭で説明した通り日産のセダンラインアップの車種統合から2003年に生まれたティアナ。
FFビックセダンのフラッグシップを担う形で開発されました。

日産のフラッグシップがフーガならばティアナは、さしずめトヨタのナンバー2に位置するマークXのような存在でしょうか。
日産のモデルラインアップの中でも恐らくその位置にあると私は思います。
ローレルの豪華さとセフィーロの室内空間の広さを初代ティアナは兼ね備えた素晴らしい車に仕上げられてデビュー。

 

ボディーデザインは、派手なデザインでなく落ち着いた日産の質実剛健を表した使い込むほど愛着が湧くデザインです。
室内インテリアは、和の落ち着きやおもてなしを具現化したもので、それまでになかった高級感を生み出しています。
白っぽい木目調のウッドパネルを多用したデザインはまさに秀逸です。

搭載エンジンは、2000cc直4のベーシックモデルから3500ccV63500cc・231馬力の走りのモデルまで、まさに購入される方のニーズに答えられるような豊富なラインアップになっているのが特徴とでも言えるでしょう。
エンジンのラインアップは、フェアレディZにも搭載される3500ccV6(231PS)・2300ccV6(173PS)・2500cc直4(160PS)・2000cc直4と豊富なラインアップです。
絶対的な動力性能は3500ccV6ですが、街乗りだけならば廉価版の2000ccでも不満はないでしょう。
駆動方式は、FFと4WDでミッションはスポーティな走りが出来るCVT-M6とオーソドックスな4速ATです。

中古車価格は約20~80万円とかなりお買い得な価格になって来ています。

 

2代目(2008~2014年)

ボディーデザインは初代のイメージを承継したもの。
まぁ、この手のセダンを選ぶのが保守的な年齢が高い方に向けられたデザインかもしれません。

ボディーサイズは全長で50mm、全幅は30mm大きくなり4850×1795×1475と威風堂々たるもの。
インテリアは、和のテイストが生かされたものが受け継がれています。

搭載エンジンは、2000ccの廉価版は廃止されて2500ccの直4とV6、そして3500ccV6のラインアップ。
駆動方式はFFと4WDでミッションは全グレードCVTに一新されています。

 

3代目(20014年~)

現行モデルのティアナ。
歴代ティアナに共通する和のインテリアデザインは若干薄らいだものの、ティアナに乗るすべての人にたいする「おもてなし」感覚は先代モデルよりもさらに強まりました。

搭載エンジンは、2500cc直4の一つに絞られてV6モデルが選べなくなったのは、いささか残念なことです。
ミッションは、定評のあったスポーティなエクストロニックCVTに全グレードなりました。
駆動方式は、4WDがなくなりFFモデルのみになりました。
4WDモデルがないのは誠に残念ですね。
まぁ、ミニバン全盛でセダンモデルは氷河期の真っ只中なので、こういったコストダウンは致し方ないのかもしれません。

 

ニューモデル登場は?

噂では、マイナーチェンジが2016年末に行われるようです。
新たなオールニューモデルは、噂にも上っていないのでしばらくは現行モデルで販売され続けるようですね。