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かつて人気があった車高が低いスポーティなミニバンのストリーム

2000年に登場したストリーム。
オデッセイとともにルーフが低くて後席がスライドドアでないミニバンの代表格でかなりの人気が有りました。

オデッセイが3ナンバーサイズのLサイズミニバンなら、ストリームは5ナンバーサイズのファミリーサイズとでも言うべきでしょう。
トヨタが、同じ趣向のウィッシュを発売するなど、一時は人気が高かったのですが、現在はその人気はどこへ行ったのやら?
ストリームはモデルチェンジして違う車名になり、ウィッシュはどうやらモデル消滅してしまいそうです。

 

ストリーム誕生のミニバン市場

5ナンバーサイズの後席がヒンジ式でない3列シートのミニバン。
この手のルーフが低いミニバンの先駆的存在は、1982年登場の日産・プレーリー。
その後、1997年にカローラスパシオがほぼ同じコンセプトでありながら爆発的なヒットを記録しました。

先駆的なホンダとしては割合この手のミニバン発売を発売するのは遅かったようですね。
しかし、後発となったホンダはライバルメーカーにない走りのテイストをストリームに吹き込んだのです。
カローラスパシオのような、ただ単にカローラの3列シートのファミリーカーに留まることなく、もっと日常的な使い方からドライブまでスポーティに楽しめる車に仕上げられました。

 

ストリームの歴史

初代(2000~2006年)

オデッセイの5ナンバーサイズと期待された一台。
大柄なオデッセイに対して全幅1695mmの5ナンバーサイズは、狭い路地やスーパーの取り回しも良くとても運転しやすくなっています。
ただ、セダンに比べるとルーフがやや高いので車重は軽くありません。

搭載エンジンは、使い勝手を考えってか2000cc(154PS)と1700cc(130PS)のエンジンです。
ホンダは、ここで1500ccとか1600ccのエンジンにするとパワー不足が否めないことを知っていたので、あえて必要十分なパワーを得るために1700ccを採用したのでした。 (ライバルメーカーのどこかでは、パワーよりも税金を気にして1500ccにするところですが。)

ここで、本当に速さを求めるならば2000cc搭載車でしょう。
2000cc搭載のK20Aエンジンは、インテグラやアコードにも積まれているスポーティな直4DOHCエンジンです。
足回りもホンダらしく、少々飛ばしたくらいでは根を上げない、しっかりとした足回りになっています。
最高グレードのアブソルートにすれば、満足すること間違いありません。

 

2代目(2006~2014年)

初代モデルのキープコンセプトマシンの2代目。
エンブレムはStreamから大文字のSTRREAMに変えられました。
いったいホンダはこの変更に何を願ったのでしょうか。

全幅は、5ナンバーサイズを頑なに守り抜きました。
安易に幅広サイズにしないところがいいですね。
たとえ5cmでも幅が広くなると運転感覚も違って来ます。

全高は、驚きの1545mmで初代よりも5cmほど低くなり立体駐車場も利用できるサイズになりました。
時間がない時に駐車場を選んで探す手間がいらなくなりましたね。
ルーフが低くなった分、室内高が犠牲にされているのか?
と言うことはなく、薄型タンクやさらに低床化されたことから実現できたことなのです。

搭載エンジンは、2000ccと1800ccの直4SOHC(i-VTEC)。
ベースモデルは、100ccアップされたのでさらに余裕の走りが実現しました。
1800ccは5速ATで、2000ccはCVTのミッションです。

走りのRSZには、マニュアル感覚で変速できるパドルシフトが装備されています。
峠道などでキビキビした変速が出来て楽しいドライブになることでしょう。
ハンドリングも足回りもミニバンとは思えない仕上がりになっているので、スポーツ走行を楽しみたい方にはお勧めの3列シートのルーフの低いミニバン・ストリームです。