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スバル2回目のホームランであるインプレッサ

80年代末にレガシィ登場で、それまで日産と「合併するかも!?」の噂を払しょくするほどの大ヒット!を達成したのがインプレッサ。
90年代に突入するやそれまでのファミリカ―だったレオーネを一新するために新たにレガシィのシャーシを利用して開発されたのが初代インプレッサです。

登場した時のライバルは、カローラ、サニー、シビック、ファミリア、ランサーなど。
この中で頑なに5ナンバーサイズを守り通しているのはカローラのみ。
残りのライバルは、車名変更されて大型化したり、あえなくモデル消滅してしまったのもあります。

インプレッサは、シリーズ途中から3ナンバー化されワンランク上の車格になりました。
インプレッサ登場時に、いったいどれくらいの人が現在のインプレッサの立ち位置を想像できたのでしょうか。
スバルがインプレッサにかける思いがあればこそ今日の隆盛があったのですね。

販売車種がとても少ないスバルでのレガシィとともに屋台骨になるべく誕生したインプレッサ。
スバルの本気度がどれほどのものか分かります。

 

5代目(GT GK系 2016年)

「愛でつくるクルマがある。」が開発コンセプトの現行インプレッサ。
それは「乗る人すべてに、最高の安心とやさしさを。」を掲げるスバルのユーザーに対する心遣いです。

歩行者保護エアバック、室内の乗員エアバック、運転支援システムのアイサイトver3などライバルメーカーに先んじるような先進的な安全装置が装備されています。
特に歩行者保護エアバックは、世界で3番目に装備されたのが現行インプレッサです。

ボディーデザインは、「ダイナミック&ソリッド」がテーマで、初代から受け継がれる5ドアハッチバック「スポーツ」とセダン「G4」。
シャープなボディーラインは一見すると4代目のキープコンセプトながら細部はかなり変更されていて熟成が進められました。
あまり先代と違わないのでシャーシは先代からの流用かと思われがちですが、まったく新しく開発されたSGPシャーシが採用された一台目が現行インプレッサになります。

SGPは、スバル・グローバル・プラットホームの略。
これから、レガシィやフォレスターなどのスバルの主要モデルのシャーシに今後10年は使われて行きます。

室内インテリアは、レガシィやレボーグを凌ぐほどの高品質となりました。
もはや、低価格のファミリーカーだからなんて妥協はスバルにはないのでしょう。

 

4代目(GP GJ系 2011~2016年)

4代目の開発コンセプトは「New Value Class」。
4代目からセダンはG4、そして5ドアハッチバックはスポーツとなりました。
3代目までのファミリカ―路線から大きく変化したモデルではないでしょうか。

ターボを搭載したスパルタンなWRXグレードは別モデルとなり、スタンダードモデルに徹したモデルになっています。
アイドリングストップ装置やスバルの先進的安全装置のアイサイトが搭載され省エネや安全性をアピールしました。

 

中古車価格では

インプレッサの中古車価格は、約10~230万円。
平均すると約70万円です。
4代目では、約100~213万円。
平均の70万円では3代目あたりになりますね。
WRXグレードは相場よりもかなり高い価格です。

 

スバル車のアイデンティ

ボディスタイルは、セダンと5ドアハッチバックの2つで、現行モデルまで踏襲されています。
さらに駆動方式が、FFと4WDの2つあることもスバルの拘りでしょう。

そしてスバルの一番の特徴は水平対向エンジンです。
一説には、大型の直列4気筒エンジンの工場ラインが作れなかったためとか言われていますが、今では水平対向エンジンの最大のメリットである低重心化やシンメトリカルな構造に出来るメリットを最大限に活かした車作りがされています。
ライバルメーカーでは出来ない確かな走行性能や安全性の保持など最近では目を見張るものがあり、それは国産車の販売順位にも表れていますね。