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スバル最後の自社開発軽自動車ステラ

トヨタと業務提携を結んだスバルは、軽自動車の自社開発・製造から既に撤退しています。
日本の軽自動車史に残る名車スバル360を販売していたメーカーなので、私としては実に残念な思いがしてなりません。

スバルの軽自動車の特徴として挙げられるのが直列4気筒エンジンのモデルが多かったことです。
現在販売されている軽自動車は、すべて直列3気筒エンジンばかり。
これは、部品数が少なくなること生産コストが抑えられることから直3エンジンばかりになってしまいました。

エンジンのバランスを取るには偶数の直4エンジンがすぐれているのは言うまでもありません。
750ccのバイクなどでも直3エンジンはありましたが、振動や騒音から直4エンジン(マルチエンジン)にかなわなく主流にはなりえませんでした。
そんな優れた軽自動車4気筒エンジン搭載のスバルオリジナルモデルがスバルのステラになります。

残念ながら初代モデルのみスバルでの開発製造で、2代目以降現行モデルはトヨタグループのダイハツからOEM供給されているバッチエンジニアリングモデルです。

 

スバルの軽自動車がすぐれていたこと

昔に軽自動車を買うならスバルが一番いいと勧められたことがあります。
エンジンが直4エンジンであること。
ターボでなく低回転からエンジンをアシストするスーパーチャージャーが搭載されていたこと。
足回りがとてもいいことなど。

実際、スバルブランドの最終モデルになるステラやサンバーなどはメーカーも驚くほどの売り上げがありました。
スバル360やR2から敬愛している根っからの軽自動車のスバルリストは確かに存在していたのです。
まぁ、出来ることならばマツダ・キャロルや日産・モコのようにOEM車でありながら自社デザインの車に出来なかったのか非常に残念に思えてなりません。

供給元のダイハツの軽自動車が悪いとは思いません。
しかし、2004年発売のR-1などにみられる独創的な軽自動車のデザインは、今では考えられないくらいのハイクオリティーなもので驚いてしまいます。

 

軽自動車市場でかなり苦戦を強いられていたスバルなので、好調な販売を記録するインプレッサ、レガシィそしてフォレスターなどの足を引っ張らないように軽自動車部門を切り捨てたのは致し方ないかもしれません。
同じトヨタグループ内で、ライバル同士となるのもあまりいいことではないのでしょう。

現在はダイハツのOEM供給の軽自動車しか販売していませんが、限定車などで自社開発の軽自動車の販売があるかもしれません。
私は、ひそかに期待している軽自動車のスバルリストです。

 

ステラの意味は

ステラの意味は、ラテン語やイタリア語で「星」のこと。
外国女性の名前にもありますね。

「星影のステラ」は、ジャズの名曲。
NHK発行の雑誌名にも使われています。

スバルの車名も星の名前から来ているので実にスバルらしい車名と言えるでしょう。

 

初代(2006~2011年)

デザインに走りすぎたため販売不振に陥ってしまったR-1・R-2の後継モデルとして登場!
ライバルは、ワゴンRとムーブ。

低かった車高はライバルと同じ位高くしたため立体駐車場には入れなくなりました。
拡大したボディーサイズから車内は、ライバルと同じかそれ以上を確保。

搭載エンジンは、660ccの直4DOHC(54PS)とインタークーラー付スーパーチャージャー(64PS)。
駆動方式は、FFと4WDでミッションは5速MTとCVTです。

CMソングには、小泉今日子さんの「なんてったってアイドル」で、キャッチフレーズは「楽しい関係空間」はスバルのヤル気が感じられます。

販売開始からわずか一週間で、5400台の受注。
これは、スバルの月販目標だったのです。
また、モデル末期の2011年春には駆け込み需要がメーカー予想を上回るほどありました。
2011年5月、惜しまれつつもスバルオリジナルは販売終了。

 

2~3代目(2011年~)

ダイハツのからのOEM車。
バッチ以外の違いは残念ながらありません。

2代目のマイナーチェンジ版からは、ダイハツのスマートアシストがそのまま搭載されています。
OEM車なので、本家のムーブよりはグレードやOPの設定など少なくなっているのは致し方ないかもしれません。

 

ステラの中古車価格

ステラの中古車価格は、約60~150万円で、平均価格は約105万円です。
スバルオリジナルの初代のみの中古車価格は、60~90万円。
現行モデルにはない、660cc直4スーパーチャージャーの豪快な走りを楽しむなら今がちょうどお買い時かもしれませんね。