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サニーのDNAを受け継ぐラティオ

ライティオは、英語のLatitide(行動の自由)から日産が車の名前に造語したものです。
日産を代表したファミリーカーのサニーの後継車となったティーダとティーダライティオは2004年に登場。
ティーダが5ドアハッチバックでティーダライティオは4ドアセダンをサニーから継承しました。

2代目にモデルチェンジされる際に5ドアハッチバックはノートに統合されて消滅、セダンのティーダライティオのみモデルチェンジされてラティオと車名変更されたのです。
それにしてもラティオと聞いて日産の5ナンバーファミリーセダンと即座に分かる人はコアな日産マニアか日産の営業マンしかいないのではないでしょうか?

 

ラティオの歴史

初代(2004~2012年)

通常、ファミリカ―は4年くらいのサイクルでモデルチェンジされるので異例の長期間に渡って販売され続けました。
まぁ、スバルのインプレッサは6年周期でモデルチェンジされていましたが、それを上回るほどの期間の販売は、オフロードのSUVやミニバンなどを除けば異例的な長さです。

初代モデルは、5ドアハッチバックをティーダ、そして4ドアセダンをティーダラティオと呼んでいました。
フロントマスクは、2000年代初頭に主流だったノートやウィングロードと同じような感じのデザイン。
それまでの日産を代表するファミリーカー・サニーの後継モデルではなく、それまでの既成概念にとらわれることない全く新しいニューファミリカ―を目指してティーダラティオを開発したのです。
確かにそれまでのサニーの面影は全く感じられませんので、ある意味においてティーダラティオの登場は日産の狙った方向で成功したのかもしれません。

しかし、知名度ではどうなのでしょうか?
さて知名度はさておき、ボディーデザインはファミリーカーとしては無難なところでしょう。
無難なボディーデザインですが、特筆すべきは後席の広さで前席と後席間の広さは2クラスも上のフーガにも匹敵するほどです。

 

搭載エンジンは、1500cc(109PS)と1800cc(128PS)の直4DOHCを搭載。
ミッションは、4速ATと拘りの6速MTがラインアップされています。
駆動方式は、FFと4WDです。
4WDは、簡易方式のe-4WD。
後輪がモーター駆動で発進から約30kmまで4WDとなり、それ以上になるとFFに切り替わるものです。

 

2代目(2012年~)

ティーダラティオは2012年にニューモデルにチェンジして、車名からティーダが外されてタダのラティオになりました。
実は初代からあまり変わっていないファミリーカーに見られがちですが、実は先代モデルから継承しているのは車名くらいで、あらゆるところがすべて変更されています。

ボディーサイズは、長年こだわってきた5ナンバーサイズの1695mmを頑なに守っています。
上位車種にシルフィがあるので、ここはコンパクトな1695mmに拘ったのでしょう。

室内後席の広さは、初代同様2クラスは上の広さを獲得!
トランクルームもファミリカ―とは思えないほどの広さはなかなかスゴイです。

搭載エンジンはダウンサイジングされて1200cc直3DOHCになっています。
コンパクトカーのマーチに積まれているエンジンと同じですね。
出力ではなく、省エネを目指してアイドリングストップ装置も搭載されています。
燃費は22.6km/L(JC08モード)と良好。
ミッションは、CVTのみで駆動方式はFFのみになりました。

 

実はライティオはタイで生産されて日本へ輸入されています。
まぁ、帰国子女みたいな存在なのですね。

グレードは、G・X・S(ベースグレード)の3つ。
国産車のライバルでは、トヨタ・カローラのセダン・アクシオになるのでしょう。

今後も大掛かりなモデルチェンジは予定されていないので、売るにも買うにも急ぐ必要はありません。