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仲間と伴に組んで前身!スクラム(スクラムワゴン)

ラグビーの試合中によく行われるのがスクラム。
スクラムなしではゲームが進まないのがラグビーです。
スクラムは、横に組んで進む意味があります。
ラグビーの場合はフォワードのメンバーが横に組んで敵チームと押し合いをするわけです。
ここでチームワークが取れていないと押し負けになってしまい敵方にボールを取られてしまいます。
マツダのスクラムは軽商用車なので、仕事の仲間と伴に組んで前進の意味を込めて車名にしたのでしょう。

スクラムワゴンは、マツダがスズキからOEM供給して販売する軽ワゴンです。
80年代末まで販売されていたマツダの軽自動車、ポーターキャブが前身モデルになります。
80年代の2ストエンジン搭載のマツダの商用軽自動車を記憶している方は、かなりマニアックではないでしょうか。
私は幼少時代に父親が仕事先で使っていたためよく覚えています。

80年代末に軽自動車の完全自社開発から撤退したマツダ。
軽乗用車のみ自社デザインすることにして売れ線でない軽商用車は、バッチ違いのOEM車になりました。

 

ポーターキャブのニューモデルが、マツダ・スクラムになります。
スクラムはスズキ・キャリーがOEMされたもの。
スクラムワゴンは、キャリーのワゴンモデルのエブリィがマツダへOEM供給された車です。

スズキでは、エブリィをマツダの他にも日産へNV100クリッパーリオ、そして三菱へはタウンボックスとして実にスズキを含めれば驚きの4社で販売している軽ワゴンになります。
マツダ・スクラムもクリパーリオもカーマニアでないと、よほどのことがない限り知らないのではないでしょうか。
CMもやっていないので知名度は限りなくゼロ。
関係者のみぞ知るマイナー車と言ったほうが良いかもしれません。

国産乗用車メーカーは8社、そのうちの4社まで販売しているOEM車はさすがにありません。
日産ADバンはマツダと三菱で販売され、マツダ・ボンゴは日産と三菱でそれぞれOEM車で供給販売されていますが、さすがに4社となると無いようです。
商魂逞しいスズキであることが確認できる事実ですね。

 

OEM車のメリットとスクラムワゴンの歴史

商用バンのスクラム登場は1989年からで、ワゴンモデルが登場するのは1999年登場の3代目からです。
それまでは、商用バンと軽トラのみの販売でした。

初代スクラムワゴンは、あまりにも古いモデルなので省略します。

続いて登場したのが2代目。

2005年に登場して2015年まで販売され続けていた息の長いモデルです。
まぁ、本家スズキでモデルチェンジしない限り、バッチ違いのモデルなので基本的に同じモデルサイクルになります。

スクラムワゴンのようなOEM車を購入するメリットしては、スズキよりも格段に多いディーラ数です。
車が調子悪くなってもディーラー数が多ければ、自宅近くですぐに修理することも可能になります。
また、整備工場の規模もマツダの方が圧倒的に大きく設備も立派なところが多いのですね。

新車購入でも割引率が、人気や知名度がないことから割引率が高くなっています。
逆に、すぐに下取りに出してしまう場合は買取価格が安くなっるようです。
そんなところがOEM車の特徴になります。

 

搭載エンジンは、660cc直3DOHCのNAとターボの2つ。
駆動方式は、2WDか4WDが選択可能で、ミッションは5速MTと3速か4速AT。
使い方によって、選べるのが良いところですね。

現行モデルの5代目は、2015年登場。
ミッションは、新たに5AGSが追加されました。
ATとMTのイイとこ取りが5AGSです。
クラッチ操作なしでMTのダイレクトな操作感が味わえるすぐれものが5AGS。
アイドリングストップ機能や誤発進抑制機能やエマージェンシーブレーキ機能など搭載され、より省エネで安全性に進んだモデルに進化しています。

 

スクラムワゴンの中古車価格

中古車価格は約20~170万円。
平均したところでは約62万円です。

中古車の中心モデルは先代モデルの3代目になります。
それ以前のモデルはかなり古い年式になるので、ほとんど見かけることはないでしょう。