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キャラバンとは

広大な砂漠をラクダの隊列を組んで行進していく様子をよく表しているのが、デューク・エリントン作曲によるスタンダード・ジャズナンバーのキャラバン。
キャラバンとは、隊商のこと。
1973年に登場した日産・キャラバン。
日産の商用ミニバンの代名詞的な存在です。

ライバルは、言わずと知れたトヨタ・ハイエース。
巨人の星・星飛雄馬と花形満のような永遠のライバルなのです。

ハイエースと同じく、商用バンで長く親しまれてきてここ最近のミニバンブームやキャンプブームなどから個人利用がいきなり急増しました。
車中泊をするようにキャンプ車両の改造車のベース車両として、最近はものすごい人気があります。
まぁ、商用バンのために広大な荷室は当たり前なので、畳がそのまま載せられる広さです。
そのまま、畳やじゅうたんを敷いて車中泊が可能。

頻繁にキャンプなどで車中泊をするなら、キャンピングカーにすぐ改造出来るキャラバンも良いですね。

 

初代~3代目(1972~2001年)

初代のボディーデザインはスライドドアのレールを隠すためにボディーを一周するデザインが特徴になっています。
ボディースタイルは、標準・ロングボディ・コーチ(3列シートで、9人乗り・マイクロバス(15人乗り)の4種類。

初代から5代目モデルの現行シリーズまで踏襲されているのです。
初代から2代目まではFR駆動のみで4WDは3代目で登場しています。

 

4代目(2001~2012年)

1代のモデルが長い商用ミニバン。
その例にもれず11年もの長寿だった先代キャラバン。

販売当初は、やはり仕事用の商用バンとしての需要がほとんどでしたが、モデル末期の2008年頃からスクエアーなボディーから多くの荷物を積めるカーゴルームの大きさがキャンプブームや車中泊人気から個人ユースの需要が急激に伸びました。

キャラバンの中古車市場の中心は4代目モデルで、約50~150万円の価格帯です。
平均した中古車価格は約100万円になっています。

キャンピングカーなどのベース車としてはちょうど値段も落ち着いてきたようです。

 

5代目(2012年)NV350キャラバン

日産の商用ミニバンにはNVが付けられるようになり、もっとも大きなサイズのキャラバンにはNV350の称号が与えられました。

ライバルのハイエースはキャンプブームなど個人需要に合わせて、ニューモデルが投入され販売台数で大きく水を開けられた日産・キャラバン(4代目)。
5代目キャラバンは、あらゆる面でライバルのタウンエースを上回るように研究し尽くし、あらゆる点でライトタウンエースを凌駕する実力を獲得して登場しました。
タウンエースかキャラバンのどちらを購入するか迷っている方がいるなら、今はキャラバンを購入すのが賢い選択であることは間違いありません。

先代モデルでは、ライバルに負けていた室長は50mm上回る長さ3050mmを確保しています。
後席シートは、ライバルにはない分割可倒式が採用されて使い勝手が向上。
インテリアは、商用バンが主流なので簡素にまとめられていますが、先代モデルよりはかなり乗用車っぽくなっています。

個人ユースのキャンパーなどのアウトドア派にはとても良い車に仕上がっていますね。
キャラバンの最高グレード・プレミアムGXには、インテリジェントキー&プッシュエンジンスターター、オートライト、マルチセンターコンソールが標準装備されていて快適装備は乗用車並みになっています。

 

ガソリンエンジンは、2000ccと2500ccそしてディーゼルエンジンは2500ccの3つのラインアップです。
すべてのエンジンでライバル・ハイエースの出力を上回っています。
燃費は、2500ccディーゼルエンジンが12.2km/L(JC08モード)、2000ccのガソリンエンジンが9.7km/L(JC08モード)。
まぁ、最近の省エネエンジン搭載車ではないのでこれくらいの燃費でしょうか。

足回りは個人ユースも考慮され、さらにしなやかな足回りとなりました。
高速走行やロングドライブで威力をはっきしてくれるでしょうね。

駆動方式は、FRと4WD。
ミッションは、4速と5速のATと5速MT。
乗用車でもそれほど多くない5速ATが豪華にも用意されているのは、さすが技術の日産と唸ってしまいます。