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スバル初のクロスオーバーSUVフォレスター

フォレスターは、英語で森を育む者と言う意味です。
1997年に登場したフォレスタ―は、スバル初のクロスオーバーSUV。

当時は、現在のようなSUVのジャンルもなかった時代。
RV車なんて呼ばれていた懐かしい時代です。

元になったのは、80年代に活躍したレオーネの車高アップバージョンやフォレスターが登場する前に販売されたインプレッサのRV・グラベルEXの思想を色濃く受け継いだモデルでしょう。
インプレッサ・グラベルEXは、車高を通常よりも2cmあげオフロード走行の性能を上げたモデルでした。

 

初代(1997~2002年)

パジェロやランクルなどの本格的なオフロード車を持たないスバルが、インプレッサをベースに開発したSUVがフォレスターです。
5ナンバーサイズのインプレッサをベースにしたため、ワゴン風な趣になりました。

車高アップはされているものの本格的なオフロード車よりはるかに乗り降りしやすい最低地上高。
販売されるに先立ち、24時間世界速度記録をレガシィに続き樹立し世界最速SUVの称号を引っ提げて鮮烈なデビューとなったのです。

フロントグリルには、フォレスターのFをデザイン化したものが付けられ、ルーフにはレールが装備された5ドアハッチバックのSUV。
グラベルEXにあったリアハッチのタイヤは、あえて付けられませんでした。
当時のSUVにはリヤハッチにタイヤが付けられている車がとても多かったのです。

 

販売当初の搭載エンジンは、水平対向4気筒・DOHCターボ搭載。
インプレッサとまったく同じエンジンが採用されています。
駆動方式は、全車4WD。
ミッションは4速ATと5速MT。
まさに、世界最速SUVを標榜するだけのことがありますね。

シリーズ途中で、排気量アップ版の2500ccやノンターボのC20が追加。
ノンターボのC20の5速MTには、ローの下のスーパーローに切り替えられる副変速機が備わっていてアウトドアなどでボートなど牽引などの場合とても便利なものであったとか。

 

2代目(2002~2007年)

マイナーチェンジ前のモデルは、初代モデルのデザインをキープコンセプトとしたもの。
販売もターボ車が6割と走り屋好みのSUVです。

マイナーチェンジで大きくデザイン変更がされ、かなり現代風になっています。
ノンターボの副変速機付は、2代目の前期型までマイナーチェンジ後は廃止されました。

 

3代目(2008~2010年)

日産・X-トレイルなど本格SUVとも互角に勝負しようと車高アップやボディサイズの拡大が行われたモデルです。
初代・2代目にあった高速走行が得意なSUVから悪路走破も得意なオールラウンダーを目指したモデルになります。

大柄になったボディーサイズから、ボンネット左側にはサイドアンダーミラーが搭載。
ターボ車のエアーインテークもかなり控えめなものになりました。

搭載エンジンは、2000cc水平対向4気筒・DOHCのNAとターボそして2500ccの水平対向4気筒・DOHCのターボ。
駆動方式は全車4WD。
ミッションは5速MTと4速・5速AT。

2代目までサッシュレスドアだったのがサッシュドアに変更されています。
かなり多くの部分が改められました。

 

4代目(2012年~)

フォレスターが先代で目指した本格SUVは、現行モデルの4代目で完成したと言えるでしょう。

車高もボディーサイズもライバルのX-トレイルやCR-Vとほぼ同じ。
押し出し感の強いフロントデザインとなりライバルを圧倒しています。

現行モデルの強みは、国産メーカー最強の安全装置「アイサイト」が搭載されていることでしょう。
その機能は、緊急自動ブレーキ・ 誤発進防止機能・先行車追随機能付きクルーズコントロールなどです。
前方向の衝突事故ならば、驚きの8割減少の結果が出ているのも納得しますね。

搭載エンジンは、2000cc水平対向4気筒・DOHCのNA(148PS)とターボ(280PS)。
普段使いなら、ノンターボでも必要十分なパフォーマンスです。
アイドリングストップ機能も備わり燃費は15.2km/L(JC08モード)。
モデルチェンジするたびにターボ搭載車の比率も下がって来ているのは、初代・2代目にあった高速走行に重点を置いてきたモデルから本格的なSUVに変わっていった結果なのかもしれません。

 

ニューモデル登場時期は?

現行モデルは2012年登場、そして2015年11月にマイナーチェンジされました。
モデルライフではそろそろ新型が登場する時期に差し掛かっています。
噂では、2017年か2018年にどうやらニューモデルデビューとなりそうです。
シリーズ初となるハイブリッド車の登場もあるかもしれませんね。