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世間を驚かせた車名「ライフ」

ライフ=人生・命。
ホンダは、車の車名にライフなどとずいぶんたいそうな名前を付けたものです。
今でこそ、ライフ○○なんて名前の商品はいっぱい存在しますが、ライフが発売された70年代にはそんなものはなく世間はずいぶん驚いたことでしょう。

 

初代ライフ登場

ライフは、1971年に発売された360ccの軽セダンです。
軽自動車でありながらきちんと4ドアを備えて乗員それぞれ乗り降りしやすくなっています。
また、ホンダ初の軽セダンNシリーズの後継として登場!

空冷エンジンから水冷化されて各段にエンジンの信頼性がアップしたモデルです。
ライフの初期型は、もはやクラシックカーの仲間入りしています。
現在所有されている方は大事に乗って下さいね。
バイト先の先輩が乗っていたのを懐かしく思い出します。

搭載エンジンは、360ccの2気筒ですからCB400のエンジンを車用にデチューンして乗せたのでしょうか。
エンジンは国産エンジン初のタイミングベルトが採用されました。
ライフ発売中にシビックが発売され大ヒットしたために初代ライフはシビック生産に傾注するため軽自動車から撤退することになり1974年で終了しました。

 

2代目ライフ復活(1997~1998年)

80年代末に軽自動車を復活させたホンダ。
ライフの車名もいつか蘇るのではないのかと期待していたホンダファンに答えるように装い新しく軽トールワゴンとして華々しく復活を遂げたのです。
2代目ライフは、軽自動車の旧規格550ccエンジンが搭載されていました。
販売期間が約1年6か月と短期間でした。

 

3代目(1998~2003年)

軽自動車の規格が変更されてエンジンは550ccから660ccへ排気量アップ。
ボディーも安全性の面から拡大されました。
駆動方式は従来のFFのみから、新に4WDが登場。

硬派な走りのDANKが登場しました。
CMキャラクターは、小泉今日子。
キョンキョンが応援団の服装でCMやってましたね。
クゥ~オジサンの心を鷲掴みにしました。

 

4代目(2003~2008年)

モデルチェンジされ、販売ターゲットを女性ユーザーに変更。
開発テーマは「ハートフルテクノロジー」で女性にアピールする販売戦略となっています。

走りのいいターボ搭載グレードはDANKからディーバにグレード名が変更になりました。
女性の使用を考慮してインパネシフトやボディーカラーにはバニラクレムなどのアイスを連想するようなものも。

ドアを開けるドアハンドルは丸型。
それは、アイスクリームのスプーンを思い描いてデザインしたのだとか。
ボディー各所に女性に拘った作りが垣間見えます。

 

5代目(2008~2014年)

ライフの有終の美を飾る最終モデル。
最良のライフはやはり最終モデルの5代目でしょう。

ライフは、後継モデルのNシリーズにバトンタッチしてホンダの軽自動車のラインアップから消滅しました。
しかし、その志はN-ONEやN-WAGONに間違いなく受け継がれています。

搭載エンジンは、NAとターボの2本立てはこれまでと同じです。
軽自動車ながら、アクセルを踏み込めば瞬時に7000回転まで吹き上がるホンダF-1サウンドはさすが!
ホンダ好きは、エンジン回転の付が良くてホンダ車を選び続けているのがよく分かりますね。

今では珍しくないバックモニターが初採用された軽自動車が5代目ライフです。
ホンダ スマートキーシステムがやはり軽自動車で初採用。

グレードは、C・G・DIVA・DIVAターボ

1997年復活から、17年間活躍したライフですがNシリーズ発売のため再び冬眠です。
ホンダの軽自動車の屋台骨を支え続けたライフ。
復活を続けてきたライフとしては、いつかまた復活しないか期待してしまいます。