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自動車業界の中でも高い人気を得ているSUVというジャンルの車。
汎用性の高さだったり、乗り心地の良さだったり、そしてデザイン性だったりと多くの魅力的なメリットを持っています。
だからこそ、人気を得ているわけですが…査定という面で、少し注意しておきたいことがあります。
それが2駆と4駆で査定額が大きく変わってしまうということです。
早速、その訳について以下よりお話をしていきましょう。

 

SUVという車の「使い道」がポイント

車を査定する上で、車の種類は非常に重要なポイントになります。
車の種類とは、ミニバンやバン、セダン、SUVなどのことを指します。
当然、種類が分かれているため、各々には特徴というものを持っていることに。
となれば、その特徴に合わせた車の使い方が重要になっているわけです。

まどろっこしい言い方になってしまいましたが、端的に言えばこうです。
「車にも適材適所がある」ということ。
これを踏まえ、以下よりもう少し掘り下げてお話をしていきますね。

SUVのコンセプトをまず理解しよう!

SUVは「スポーツ・ユーティリティ・ビーグル」の略になります(Sports Utility Vehicle)。
スポーツに効果的な車両と直訳することができます。
つまり、SUVというジャンルの車は、あくまでも街乗りで活躍するものではなく、スポーツを楽しむ趣味を持った人が乗ってこそ活躍するというわけです。
例えば、雪山にスキーやスノーボードに行ったり、海へサーフィンやスキムボードに行ったり、海や山へバーベキューを楽しんだりと。
となると、車に求められるのは「悪路に強く大容量の荷物が運べる車」となります。
コンパクトカーになってしまうと、どうしても荷物が乗らないため使いにくくなってしまいます。
これは当然のことでコンパクトカーが、このような用途で作られているわけではありませんからね。
ということで、SUVは…言葉通りで「コンセプトはスポーツを前提とした車」になっています。

コンセプトとニーズの関係は?

繰り返しになりますが…SUVという車は、先にお話したように「スポーツが目的」と、このような想定をして作られた車。
となれば、ニーズはアクティブな趣味を持っている方々が主となります。
そして、このような方々の多くはSUVを買う場合…「4駆を求める」ことになるのです。

最たる例を挙げると…雪山で、4駆が強いことは誰もが知っている事実。
つまり、スキーやスノーボードを趣味にしている方々が、敢えてSUVの2駆を選ばないというわけです。
もちろん、全ての方が、このように4駆を求めるわけではありませんが、圧倒的に4駆の方が人気が高いことは事実なのです。
そして…ここに、SUVの2駆と4駆の査定額の差に出てくる秘密が。

 

単純に2駆は売りにくいという状況

前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本題になります。
結論は、SUVを2駆と4駆で査定額を比較した場合、圧倒的に4駆の方が高い金額が提示されることになります。
理由は単純明快で「中古車市場では、2駆のSUVは売れ行きが芳しくない」から。
つまり、市場があまり求めていないわけですね。
こういった背景があるからこそ、2駆の場合は買取業者も販売業者も、あまり手を出したくないのが本音なのです。
(もちろん2駆でもよいからSUVを乗りたいという方は一定数いるため、売れないことはありませんが)

極論は…製品として意味がない!?

SUVという車のコンセプトを見れば「悪路・搬送力」が重要になります。
2駆では悪路に弱いため、この車のコンセプトを全く満たしていないと言い換えることが。
結果、非常に乱暴な言い方になってしまいますが、2駆では製品としての意味が全くないということになります。
「それは言い過ぎではないのか?」という声もあるかと思いますが、現実問題、このように考えるオーナーの方も多いのも事実。
市場の動向が、これを証明しているのです。

 

SUVに限らず車のコンセプトが重要

今回はSUVの2駆と4駆の基本的な査定額の差について触れてきました。
実は、これ以外にも似たような状況は多くあるため、車を購入する場合は「売るとき」も見据えて、車種やグレードを選択していくとよいかと。
最たる例は「スポーツカーではATよりもMTの方がよい」という内容が挙げられます。
これについては、別途、機会を設けてお話をしていきますので、気になる方はスポーツカーのATとMTには査定額に差が出るの記事を合わせて御覧ください。
ともあれ、頭に入れておきたいのは「その車のコンセプト」になります。
基本的には、コンセプト通りの装備やグレードになっていれば、査定額は高くなっています。

ムラーノなど特殊な車も存在する

ムラーノもSUVになるため、この法則が当てはまることは間違いありません。
しかし、ムラーノは「スポーツを楽しむ」という層とは別に「カスタムをして楽しむ」という層も増えてきています。
結果、2駆でも売れている状況となっているため、意外と高い査定額が付く場合も。
このように、特殊なSUVも存在することも、頭の片隅にでも入れておくと、何かの役に立つかもしれません。