New article

世の中には「正直者はバカを見る」という格言があります。
日本特有の文化と揶揄される場合もあり、なかなかどうしてという感情がついつい芽生えてしまいます。
では、車査定という土俵に上がった場合、この格言は当たっているのか?という疑問が。
今回は、これをテーマに話を進めていきます。

 

「正直者はバカを見ます」これが結論

結論は、格言通りで正直者はバカを見てしまうのが現実です。

具体的なお話をしていきましょう。
愛車の査定を行うとき、査定士と査定額の交渉を行っていきます。
1円でも高く売るために、オーナー側は色々とテクニックを駆使して交渉に臨みますが、このときに全てを正直に言ってしまうと、査定士側が有利になってしまうということです。

つまり、高額査定を勝ち取るために交渉をするとき、バカ正直にではなく、嘘やオブラートに包んで会話を進めていくことが重要になるのです。
以下に一例を挙げて、紹介をしていきます。

 

相見積もりの額を正直に伝えてしまうと損をする

査定額アップの手っ取り早い方法として「他社を競合させ査定額の相見積もりをする」というテクニックがあります。
このとき、査定士側も当然「他社と競合されている」という体で交渉を進めてきます。
例えば「他社さんはいくらぐらいの額でしたか?」と探りを入れてきたりするわけですね。

  • 1.A社で査定をしてもらい100万円だった
  • 2.B社で査定をしたとき105万円だった

このような流れで、C社に依頼をしたとき、上記のような質問をされたとき「105万円」と答える必要はないということです。
例えば「110万円」と答えるわけです。
となると、C社が買い取るためには、111万円のような額を提示していかなければなりません。
もし105万円と正直に答えてしまったら、結果は106万円になってしまい損をしてしまうことに。

もちろん、このように綺麗に査定額が上がっていくことは、なかなかありませんが…考え方として持っておくと損をしないということをご理解して頂ければよいかと。

ちなみにですが、最初のA社の査定のとき「他社の査定は済みましたか?」と問われたとき、これは嘘を付いても付かなくても、どちらでもよいです。
交渉戦略の話になってくるため、話が少々逸れてしまうため、詳しくは記載しませんが。
もし「済んだ」と嘘をつくのであれば、愛車の相場をしっかりと把握して、それらしい金額に少しだけプラスして “嘘” を伝えると、上手な交渉運びになると言えます。

 

交渉時の会話は嘘が乱舞する

見出しを読むと「人としてどうなの?」というモラルの部分で気になってしまいますが…。
乱暴な言い方をしてしまえば、嘘が乱舞することが交渉のモラルであり常套手段ということを理解しておきましょう。

そもそも査定士側も最初から「嘘」を付いて査定額の提示をしてきます。
つまり交渉ありきで、もっと高い査定額を提示できるにも関わらず、低い査定額を提示するわけですからね。
また「もう目一杯です」と言いつつも、まだまだ限界値になっていない場合も多々あります。

オーナーとして交渉の席に付くとき、基本的に査定士の言葉は話半分に受け取っておくと調度良いぐらいになります。

 

嘘を重ねて査定士を困らせることが重要

ともあれ、交渉の席で意識することは、どれだけ査定士を困らせるか?になります。
もちろんスマートな困らせ方をすることが前提です(厭らしいオーナーになってしまうと査定士側が投げやりになってしまうため)。

例えばですが、よく耳にする「余計な交渉は面倒だから最初から限界値を教えて」というもの。
査定士にとっては、この言葉は大歓迎で、余計な交渉をせずに低い査定額で買い取れるチャンスが訪れている状況なのです。
言い値で売ってくれるわけですからね。

それを逆手にとって、査定士から提示があった後「本格的に交渉をしていく」というわけです。
つまり、査定士側からしたら、余計な交渉はしないはずだったのに、蓋を開けてみたら交渉の席についてしまっているという状況。
ここから、どのように料理をしていくのか?はオーナーの戦略次第ですが、このような嘘の付き方もあるということですね。

 

車査定の交渉は水と油の存在が行うことを忘れずに

最後に、まとめになりますが、平たく言えば、査定士とオーナーは基本的には相まみえることができない存在同士です。
見出しにも記載したように、まさに水と油の関係にあることを忘れないようにしましょう。
片や「少しでも安く車を手に入れようとしている輩」、片や「少しでも高く車を売ろうとしている輩」ですからね。
だからこそ、嘘も方便ということで…言葉が悪いですが、どうしても査定交渉は騙し合いになってしまうわけです。

そもそも、査定士側は、このような騙し合いは百も承知なので既に身構えている状態。
そこに何も考えずに馬鹿正直に交渉に臨んでしまえば、当然、損をみることは火を見るより明らかです。
オーナー側もしっかりと武装をして “騙し合いの場に足を踏み入れる” という心構えで交渉に臨みましょう。