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車査定をするとき、よく目にする光景で「全く愛車のアピールをしないオーナー」というものがあります。
アピールをしないことは、非常にもったいない行為。
このアピールの重要性を、ここで説明をしていきます。

 

アピールすることは何処の世界でも重要な行為

車査定の話とは少し逸れてしまいますが、そもそも「アピール」というのは非常に重要なことということを、改めて復習をしていきましょう。

就職活動をしていれば、避けては通れない「履歴書提出」と「面接」。
ここでは、自己アピールをする場が必ずあります。
これは「自分自身のことを知ってもらう」ための重要な手段。
逆にアピールすることができないと「知ってもらいたくないの?」と、疑問を抱かれてしまうことになります。
さらに「アピールができるようなことがない人間なの?」とも思われてしまうわけです。
これでは、内定が貰えるような人物であっても、落ちてしまう可能性は高くなってしまいます。

車査定の世界も同様です。
アピールをしないということは、イコール…アピールすることができないような平凡な車。
高く売りたいと思っているような車ではない。
このように、ネガティブなイメージを抱かれてしまうわけですね。

こうならないためにも、しっかりとアピールをすることが大切になります。

 

具体的に何をアピールしていくのか?

色々なアピールポイントがあるため、ここでは、その代表例を紹介していきます。

1つは、やはり「メーカーオプション」です。
メーカーオプションは、後付けが不可能(厳密には可能ではありますがリスクが大きいため避けるのが普通)のため、高評価になります。
他にも、本革シートやサンルーフ、加えて純正ナビや純正オーディオ機器。
この辺りも、メーカーオプションと同様の扱いとなり、非常に高い評価を得られます。
だからこそ、強くアピールしていくと良いでしょう。

もう1つは、一般受けする有名メーカーのカスタムパーツ。
アルミ製ホイールやエアロなどもアピールポイントになってきます。
ただし、これはあくまでも「一般受けをする」という条件になります。
「ドレスアップカー」「カスタムカー」と呼ばれるジャンルになってしまうほどのものは、逆にマイナスポイントになるため注意をしましょう。
そして、最後は「その車をどれくらい大切にしてきたか?」という目には見えにくい部分のアピールになります。
例えば、しっかりとメンテナンスを欠かさずに行ってきたということ。
定期点検はもちろんのこと、ポリマー加工やガラスコーティングをしてきたことも大きなアピールポイントになってきます。
定期点検に関しては、点検整備記録簿、整備記録、整備手帳なるものがあれば、なお良しです。
「絶対にタバコは吸わなかった・吸わせなかった」「飲食も極力させていた」など、その車の見えない歴史についても、積極的に伝えていきましょう。

 

アピールしたことで大きく査定額が上がるわけではない

ちなみにですが、アピールをしたところで査定額が大きく上がるわけではないということは、理解しておく必要があります。
前出の2つ「メーカーオプション」「カスタムパーツ」に関しては、査定士が見れば分かる部分のため、提示される査定額は、これを踏まえた上での金額になります。
したがって、アピールしたところで、査定額がアップするわけではありません。
3つ目の、「車を大切にしてきたアピール」に関しては、ポリマー加工の部分でアップする可能性はありますが、びっくりするようなアップになることはありません。

 

アピールする理由は査定士に良い印象を持ってもらうため

査定額が大きく上がるわけではないのに…何故、アピールする必要があるのか?
大きな理由は「査定士に良い印象を持ってもらうため」です。

査定士に良い印象を持ってもらうと、場面場面で「このオーナーだから」と、多少、目をつぶってくれる可能性もあります。
例えば、ちょっとした傷があったとしましょう。
査定するとき、ちょっとした傷というのは、正直なところ大した話でありません。
特にコンパウンドで擦れば消えるような傷であれば、査定額は左右されないのです。
しかし、印象の悪いオーナーだった場合、色々な理由をつけて査定額を下げようとする場合も。
「揚げ足取りレベルでマイナスポイントを探して、何かと理由をつけて査定額を下げる」ということを、査定士はしてくるということです。
ただ、アピールをすることで印象を良くしておけば、こういったリスクを避けることができるのです。

 

印象が良いと査定士は身構えない

平たく言うと、アピールをして「車を大事にしてきました」としておけば、査定士側も身構えることをしないということです。
身構えられてしまうと、どうしても厳しく査定されてしまいます。
売り手側からしたら、余計なことをして欲しくない、粗探し・揚げ足取りのようなチェックをして欲しくない、これが心情です。

つまらない争いを避けるためにも、アピールすることの重要性をご理解頂けたかと。
もちろん、度が過ぎるようなアピールは、逆効果になることもあるため、さり気なく、バランスよくアピールしていくことが大切です。