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新しい車をディーラーで購入したり、中古車を購入したとなると現在乗っている車は不要になります。
通常であればディーラーで下取りに出したり、買取店などで買い取ってもらうといった形をとり、そこで発生した対価を新車購入や中古車購入のための費用の一部として充てることによって、より安い費用で車を手にすることができるといった形になるわけですが、ディーラーの下取りでも値がつかず、買取店でも一円にもならない、あるいは問合せした時点で断られるような車の場合は、ディーラーで廃車をお願いすることになってしまいます。
廃車をお願いするといっても新車を売って儲けを出しているディーラーでタダでやってくれるはずもなく、廃車手数料といった名目でそれなりの金額を取られることになります。

 

廃車となる車

ディーラーでの下取りは、買取店での買取よりも融通が利くことが多く、特に価値の低い車は値引きの最低金額として一律数万円という下取り金額をつけられ、その金額で下取りする形になることが多いのですが、そういった中でも廃車にするしかないといわれる車もたくさんあります。

例えば、過走行車や多年式車、これらのものは海外需要があるものやヒストリックカー、あるいはある種の趣向性の高い車であれば下取りでも多少値が付くことがありますが、大衆車やコンパクトカー、軽自動車といった、いわゆる生活の足として使うような車や新車市場のみならず中古車市場でも全く人気のない車となると、15万キロオーバー20年落ちといった超過走行車や超多年式車はさすがの下取りでも値が付きません。

また、事故車、事故車といっても修復や修理がされており、現状でそれなりにきちんと走らせることができるのであれば多少なりとも値はつきますが、修理もされていないとか大破してしまい修理することすらできないような不動車などは当然のごとく、価値は全くなく廃車にするしかありません。
これは、台風やゲリラ豪雨などで水没してしまった水没車なども同じです。

それとこれも意外と多いのですが、放置車両。
いつか乗るときが来るだろう、その内時間があったら修理して又乗ろうと思いっていたが結局のところ、そのままになってしまいタイヤは空気が抜け、ボディの塗装面もツヤはなく、エンジンも固着してクランキングすらできない状態となってしまったものです。

これは地方などで自宅に広い敷地を持ち、乗らない車でも置くスペースを確保することができるといった方に多くあり、下取りに出そうとしてもディーラーまで乗っていくことすらできない状態になっていることがほとんどです。
これも車として使うためにはそれ相当の費用が掛かってしまうため、下取りをしてもメリットがないということで下取り金額がつかないことになり、廃車をすすめられることになります。

 

ディーラーでの廃車

ディーラーは新車を販売するのがメインの仕事です。
ただ、新車を売るためにいろいろな付帯サービスも行っており、その一環として不要車の下取りも行っているわけですが、それ以外にも下取り車の名義変更や廃車の手続きなどといった法的な手続きも行っています。

しかし、こういったサービスには必ずディーラーが取る手数料が発生することになり、それが新車購入費用に加算されてしまいます。

ではその費用を見てみましょう。
まずその車をディーラーまで持ち込めるかどうかです。
自走して持ち込める場合はいいのですが、車両運搬車などがなければ持ち込めないというのであれば、車両運搬車の手配をしなければなりませんので、そこで20000円ぐらいかかります。
それからその車を解体してスクラップするためのスクラップ費用にだいたい20000円ぐらい、そして永久抹消登録の法的手続きを行うための費用、法定手数料を含めた形で10000円ぐらいかかります。

ディーラーで新車購入がてら、廃車手続きもお願いした場合は、新車購入費用に約50000円以上の金額が加算されることになります。
もちろん値引き交渉などによって廃車費用をもっと安くしたり、無料にしたりすることも個人の努力次第で出来ないことはありませんが、通常ですとこういった金額が掛かってしまうことになると理解しておきましょう。

 

廃車費用を抑える

いらなくなった車に約50000円のお金を払うというのも、何やら大きな損をしているように思えてきます。
そこで、その費用をなるべく安くしようではありませんかということでとる手段が、廃車をディーラーにお願いするのではなく、すべて自分で行うということです。
要するに法的手続きを自分で行い、解体は解体業者と直接やり取りをするということです。

この場合、いわゆるディーラーの取り分がないわけですか安く済むことは確実ですが、手続きや解体するのに少々面倒であるといった一面もあります。
しかし、費用を安く抑えることができますので損はないかと思います。

 

自分で廃車をする時の費用

廃車手続き、特に永久抹消登録は、車体を解体してからでないと手続きができませんので、費用としては解体費用と法定手数料の2つが掛かります。
法定手数料は、永久抹消登録手続きをするために必要な用紙として100円ぐらいの費用が掛かるだけですので負担は少ないでしょう。
また、解体費用ですが、これは解体業者によってまちまちとなりますが、一般的な中型乗用車あたりで10000円ぐらいとなります。
それから自走できない場合は引き取り費用として10000円ぐらいかかります。

かかる費用はこれだけで、自走できれば10000円ぐらい、車両運搬車を手配しても約20000円ぐらいで済みます。
ディーラーで廃車した時の50000円という費用と比べる圧倒的に安く済みますので、できればこちらで対応したいものです。

しかし、書類を作成したり、陸運局に行ったり、解体業者までいったりしなければなりませんので、時間が取れる方でないとなかなか難しい一面がありますが、多少忙しい思いをしたとしてもこの差額は大きなメリットになるのではないでしょうか。