New article

自動車を買取店で売却したり、ディーラーで下取りに出す時に、いったいいくらぐらいになるのだろうと気になると思います。
高い査定額が出されれば次に買う車の資金が少なく済みますし、他に使い道があるのであっても少ないよりは多い方がいいに決まっています。
しかし、これはあくまでもその車に価値がある時だけであって、全く価値のない車の場合はむしろ廃車するのにいくらぐらいかかるのか・・・などといった費用面が心配になってしまいます。
価値のある車と価値のない車、果たしてどこがどう違うのでしょうか。

 

価値のある車

車というものは実用品としての他に、趣向性のあるものとしても見ることができます。
例えば、商用モデルやトラックなどは実用品ですし、何十年も前のクラシックカーやスポーツモデルなどは趣向性のあるものとみることができるでしょう。
ということは車の価値として考えても実用品としての価値と趣向品としての価値の2つがあるということです。

ただし、一般的に車の価値と呼ばれるのは中古車市場での価値で、すなわち買取店での買取金額、中古車販売店での販売価格ということになります。
こういった価値は、中古車として売ることができるのか、どれくらいの金額で売ることができるのかということをメインとして考えらえるもので、本来の車の価値とは別のものとなります。
しかし、世の中が中古車としての価値をその車の価値として見ている以上、それに従うほかありません。

では、そういった意味での車の価値で見ると、価値のある車というのは、年式が新しいもの、走行距離が短いもの、壊れていないもの、事故を起こしたことがないもの、希少価値の高いもの、人気があるものといったような車が高い価値を持つということになります。
最低でも普通に乗れる車が、いわゆる価値のある車ということになります。

 

価値のない車

価値のある車が中古車として売ることができる車であるということであれば、価値のない車というのは少なくとも、乗れない車、運転することができない車であるということになるでしょう。
事故を起こしてぐちゃぐちゃになった車、エンジンがかからない車といったものの他に、修理すれば直せるがそこまでお金を出すほどの価値がないもの、部品の流通がなく直したくても直せない車といったような理由を持つ車や車自体は全く問題ないが誰も欲しがらないといった需要がほとんどない車が価値のない車といえます。

 

価値のない車はない

価値のない車といってもそれは車として、中古車市場での商品としての価値がないということであって、だからといって本当に全く無価値かと言うとそうではありません。
もちろんマニアなどからの需要があるかもしれませんが、ここで言いたいのは車としての価値はなくても金属の塊としての価値があるということです。

皆さんもご存じのとおり、自動車というものはほとんどの部分は鋼材から作られた金属部品を使って作られています。
モノコックフレームにボディパネル、エンジン、トランスミッション、ドライブシャフトにデファレンシャルギヤとこれらのすべてが金属で作られています。
中にはアルミ合金やチタンなどが使われていることもありますが、鉄やアルミ、チタンなどは、溶鉱炉で溶かして、金属の塊としてしまえば、また違う用途に使え、そのために金属を売買している市場もちゃんとあります。
早い話、原形もとどめないほど潰れた事故車でも、全く人気のない車でも、10年以上放置してあった車でも、その車に再利用できる金属が使われている以上は、多少の違いはあっても必ず価値が出てくるということになるのです。

 

鉄としての価値は相場に左右される

中古車市場においても相場というものがあるぐらいですから、金属の買取、要するにスクラップにも相場というものがあります。
この相場は、世の中の鉄に対する需要によって変化することになっており、例えばオリンピックなど国として代々的に行うイベントのためにたくさんの建物を作る場合では鉄筋や鉄骨の需要が急激に増え、スクラップから作った鋼材も求められるようになるため市場の価値は極端に高まります。
こういった相場は毎日変化しており、昨日までキロ当たり30円だったものが、今日は20円ぐらいといった感じで常に変化しています。

自動車一台にどれくらいの鉄が使われているかはその車によってまちまちですが、仮に1トンだとすると20000円から30000円ぐらいの価値があることになります。
ですので、少なくとも数万円の価値がどの車にもあるということです。